バンコク現地ツアー

でじこさん、こんにちは
東南アジア観光でバンコクを訪れる人は多いので、現地ツアーはたくさんあります。
「バンコク 市内観光 バスツアー」などのキーワードで検索すれば、たくさんのツアーが見つかるでしょう。
どこの会社のどのツアーがいいのかはしりません。

象のツアーを調べてわかったでしょうが、観光象乗りはそんなものだと思います。北タイのトレッキングとは違います。
しかし、一時間も川の中や森の中を大きな象の背に乗って歩くのは大変です。普通は象の肩の所のかごに乗るのでしょう。
うちの女房には子象の背があてがわれたそうです。象はぴょんぴょん動き回り、落ちそうで怖いし、身体は痛くなるし、こりこりだと言っていました。

水上マーケットは、自動車交通が盛んになる以前の低湿地での交易の名残をとどめるもので、やはり観光用の見せ物です。
わたしたちが行ったのは名前は忘れましたが、バンコク、チャオプラヤ川対岸のトンブリ地区の水上マーケットです。ダムヌンサドゥワクまで行かなくても本質がわかれば、同じことです。

観光ツアーの利点は、短時間に要領よく観光できることですが、その反面、もっと時間をかけて知りたいという希望や、お仕着せでない観光をしたいという希望には応えられません。

例えばバンコクの人はどんな住宅街をつくって暮らしているのか。経済力による階層の差はどんなものか。わたしは今でもよくわかりません。
香港の人がどんなところに住んでいるかはすぐわかったのに。

アユタヤからチャオプラヤ川をクルーズ船で下ると、川辺の高床式の住宅で暮らす人の姿を見ることができます。昔からのタイ人の暮らしを残しているのでしょう。
でもタイ人の生活の全体像はよくわからないままです。

わたしはシンガポールやクアラルンプールを先に訪れていたので、バンコクで感じたのは、ああこれが日本人の東南アジアイメージの原点なのだということでした。シンガポールやマレーシアはイギリスが都市を設計したので、市街中心に緑が多く、バンコクとは全く印象が違います。

みなさんは若いので、まだこれから何度も東南アジアを訪れる機会があります。ツアーはツアーでいいのですが、ツアーと買い物だけで、その土地を理解することはできません。
おそらく、いろいろな土地を見て歩いて、しだいに分かってくるものがあるでしょう。

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