7泊10日の日程でアルメニア旅行に行ってきました。
本当は6泊9日の予定でしたが、モスクワで足止めを喰らってしまって一日増えてしまいました。
コーカサスの一国、アルメニアは映画「天地創造」でも有名な、旧約聖書のノアの箱舟伝説で有名なアララト山をシンボルとする旧ソ連の国です。
アゼルバイジャン、グルジアを含むコーカサス3国はどの国も、もともと行ってみたい地域ではありましたが、それぞれの国に見所が多い地域であり、最終決断としてどこか一国に絞って旅行することにしました。
昨年旅行したノルウェーにおいて、世界遺産ウルネスのスターヴ教会を始めとする北欧の木造建築教会を訪れて感動したため、石造建築の最高傑作がある国を前々から探していました。
西ヨーロッパのゴシック建築、バロック建築の大聖堂、教会などはいくつか見てきたのですが、何かちょっと違う。
ここアルメニアは「石の国」といわれ、首都エレヴァンや地方都市の建物にいたるまで、ほとんどの建築が方形に切り出された石で建てられています。
事実は単に国内における木材資源が少なく、石で建物を建てるしかなかった、という事情もあったようですが、そういった限られた資源状況から建てられたアルメニア石造教会群を見に行く、というのが今回のアルメニア旅行の主なテーマ。
僕がアルメニアで何を見てきたのか、どんな体験をしたのかはこれからボチボチ書いていきます。