とっても長い蛇足です。

ちょっとパリを留守にしているのですが、BBCの5日間予報によると、今週末はいい天気で気温も上がりそうですね。
http://www.bbc.co.uk/weather/5day.shtml?world=0040

ただ、来週ということであれば、月曜日の予想最低気温が16度、同最高が22度となっていますので、朝夕は肌寒くなってくると思われます。上に羽織るものはお持ちになった方がいいでしょう。

パリは緯度の割には温暖ですが、高緯度にあるので夏場でも一旦天気が崩れる(日照時間が短くなると)と一気に気温が下がるので要注意です。まあ、こんなことは滅多にありませんが、9年前だったか、9月に最高気温が零下だったこともあります。

今年は酷暑再来の予測でしたが、一転どちらかというと(冷夏というと言い過ぎですが)気温が上がらなかった夏でしたから、秋は逆に暖かいかも(半分以上、期待です)。

ところで服装ですが、おしゃれと言う意味では日本人の若い女性の方がよっぽどおしゃれ(に金をかけている)と言えます。会社の同僚などを見ても、勝負服でない限り普段そんなに上質なものを着ているわけではありません。
(セーター一枚にしてもよく吟味し自分に合うものを買い、うまく着こなすと言う点は見習いたいものです。)

但し、骨格の違いと姿勢の違いは明らかです。
生まれつきの体型はどうしようもありませんが、日本人も気をつければできること。それは身のこなし(立居振舞とか所作)です。

フランス人に限らずヨーロッパの人は、背筋がまっすぐ伸び、歩くときも足を引きずったり(摺足???)、腰を落としたり、膝を沈めたりしません。一方、日本人旅行者を見ると、やっちゃいけない見本のようです。

スカートとかどうかについては、日頃時間を過ごすのがオフィス街だからか、私が目にする女性の多く、特に若い人はパンツ姿が多く、年配の女性はスカートが殆ど、という感じです。会社の同僚でも内勤の人は殆どスカートをはかないですね。一方で、営業(外回り)の人たちは併用です。

靴に関して言えば、まだまだアスファルト舗装されていない舗道も多く、していても薄く石畳をコーティングしていたりするので、同じ距離を歩いても東京とは足の疲れが違うと思いますよ。まして旅行中は、石床の美術館とか、よく歩きますからね。一方で気が張っているので、多少の無理はききますが・・・
ブーツはこのシーズン、かなり人目を引くと思いますよ。

あとひとつ注意することは、水分補給です。乾燥してますからね。特に今年は深刻な水不足で大変みたいです。パリにいると気がつかないんですけどね。(ドイツ、オーストリア、スイスなどでの洪水の一方で、ポルトガルやフランスは水が足りない・・・)

颯爽と歩いて初秋のパリを満喫してください。

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1件のコメント

  • 05/09/01 20:17

    お天気

    トベロラカシさん、こんにちは。

    直接、レスを差し上げるのは初めてだと思いますが、いつもコメント参考にさせていただいております。今回は私宛のコメントではないと思いますが、一応お返事を。

    お天気ですが、私が見ましたYahooFranceのだと月曜日も温かいのです。まあ、天気予報はあたらないものですから、柔軟に対応のできる洋服が必要ということですね。
    http://fr.weather.yahoo.com//FRXX/FRXX0076/index_c.html

    服装ですが、生活環境が違うでしょうから見解が分かれるのは当たり前なのですが、私が住む地域はオシャレな人間の多い地域なので(私は違いますが)、いつもそのオシャレさに圧倒されています。この辺りでは、結構女性のスカートも多いですし、私の友人もこの時期はスカートをよく着ています(冬場はズボン率高いです)。それでも、日本人女性に比べますとスカート率は低いですけど、私としてはスカートを着ても違和感は全くないと思っています。

    姿勢はごもっともだと思います。どんな服装でもぴんと背筋を張って歩く人は格好良く見えます。
    私としては、夕方頃にヒールの高いブーツやサンダルを履いた若い日本人女性が足を引きずるように歩いているのは止めて欲しいです(トベロラカシさんが指摘されている点と同じですよね??)。これですと、オシャレで履いているはずのヒールがそのオシャレを台無しにしていると思います。別に旅先でヒールを履くのは全く構いませんし、私も旅行先ではヒール有りのサンダルを好みますが、どんな靴でも「履き慣れて歩きやすいものを履く」というのは前提条件ですよね。

    水不足、ニュースなどでは耳にしますが、確かにパリにいると実感がありません。これからは気をつけます。最近続いている火事には怖さを感じるのですが。

    それでは、今後ともヨロシクお願いします。

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    いろいろ

    LiLiさん、こんにちは。トピ主さん、失礼します。

    いろいろなコメントがあった方がいいと思ったので、長々と書いてしまいました。特にこの夏は暑くなったり涼しくなったりが激しかったので。(トピ主さんが混乱するかなあ。)

    週末はパリに戻るのでお天気楽しみです。
    第一日曜日なので無料の美術館巡りでもしようかと思いましたが、郊外に足を延ばすのもいいですね、タダのところもありますし。

    服装、仰る通り同じパリでも界隈が違うと全く違いますよね。
    私の職場がある地区は地味な役所街なので、道行く人は普通の格好です。
    反対に、滅多に足を運びませんが、マレなどはちょっと気後れがします。
    住んでるところはやや下町系なので、たまに7区や16区などに行くと住民の経済力の差が歩いている人の服の値段に現れているような気がします。

    >私としては、夕方頃にヒールの高いブーツやサンダルを履いた若い日本人女性が足を引きずるように歩いているのは止めて欲しいです(トベロラカシさんが指摘されている点と同じですよね??)。

    まさにその通りです。
    日本人が歩くときにたてる音はフランスのそれと違うので、すぐわかります。先日日本の若手がオフィスに来たとき、コイツなんか気に障るなあ、と思っていたら、革靴のかかとをするように歩くときにたてる音でした。(ごめんね、人格は否定していませんよ>会社の後輩)

    それに腰が落ちているんです。また、ショルダーバックをタスキがけにするからか、おなかを突き出して。
    妊婦と言うと妊婦に失礼ですが、ペンギンみたいです。特に年配の女性に多いかな。あ、でも、のっしのっしと言う感じの人もいますね。
    逆に男性や若い女性は猫背気味。

    水不足、最近どうやら解消に向かう気配もあるようですが、近所のワイン屋のオヤジは「田舎(リムーザン)の牛に食べさせる草がない。高い金を払ってブルターニュから仕入れているんだ。畑に撒く水もないし」と嘆いていました。
    パリは、水不足になっても洪水になっても守られる、すごい町です。セーヌ上流や下流の町村が水浸しになっても、パリではせいぜいQuaiの道路が閉鎖されるくらいですからねえ。

    長く住んでいるとものの見方が偏ってくるので、こういった掲示板で新しい情報を仕入れています。ついていけない話題はROMして。
    これからもよろしくお願いします。