はずせない美術館

パレルモでは、美術館より建物が凄いです。
あそこは文明の十字路で、南国～という感じが
しますし。モン・レアーレ、ノルマン王宮のモザイクが
すごい!!いわゆるシチリアらしいシチリアはパレルモにある
という感じが私にはします。州立美術館はさほど広くは
ありませんので、必見というほどではありません。

シチリアでも東側はエトナの噴火の影響で、バロック以降の建物がおおく、西洋人の避暑地、長期滞在のバカンスの地で、歴史の古さは感じられないように私は思うのですが・・・タオルミナもイギリスの男色の男爵がお金に困って絵葉書を売り出して以降有名になったところです・・・景色としては美しいとおもいますが避暑地です。

ナポリでは考古学博物館、カポディモンティの美術館が凄いです。
ナポリは危険な町ですが、スペイン王宮、カゼルタの王宮など
超、超豪華です。

ローマではバチカン美術館、システィナ礼拝堂、個人的には
カラヴァッジョがかいた壁画(フレスコではありませんが)

フィレンツェではウフィツイ美術館、マザッチヨの絵のあるブランカッチ礼拝堂、サンマルコ美術館の受胎告知も素敵ですし、ピッティ宮殿にも沢山の絵があります。凄い絵がくさるほどあります。フィレンツエとローマには。

アシッシジはフランチェスコ教会全体、ヴェネツィアはアカデミア
美術館でしょうね。はずせないという意味ではこのくらいでしょうか。
あげればキリがありませんので。

向こうの美術館は収蔵作品が大変多くて丁寧に見ているとあっと
いうまに時間がたってしまいます。それと大抵の絵には英語の
表示がありませんので、タイトルを知るためには電子辞書
をお持ちになると大変やくにたつとおもいます。

感動した絵とか建物については自分のサイトに写真をのせて
おりますので、よろしかったらごらんくださいませ。
(自分でかいた絵もついでに載せています。笑わないでくださいね。)

http://www2u.biglobe.ne.jp/~finestra

最後に、どんなに素敵なたびも焦ると暗転しかねません。
外れてもいいからご自分で優先順位をおつけになって
見残したところは「また今度こよう」と思われる方が
よろしいのではないかと思います。