蘭州大廈はシングル98元 -大黄河をめぐる旅5

火車站 前で最初に目についたもの。
それは靴磨きの女性たちの姿。
ほっとする。
今回は、夏にもかかわらず、革靴を履いてきた。
それにはある思いがあったのだ。
その思いとは。

さて、これからホテルを探すのだ。
火車站 前に蘭州大廈があり華連賓館があるとガイドブックにあった。
とりあえず行ってみる。
明るいロビー、きれいなフロント。
感じがいい。
またまた、欧米人旅行客のニオイが。それも、少し質の上の・・・。
「ファンゼンマ?」
「有」
「単人房(シングル)」を希望。
98元だという。ウソ!!という気分。
「押金?」と聞くと、「200元」。
そうか、98元(約1400円)払ってさらに200元「オージン」を払うのか、と思い300元を出す。
すると200元でいいと。
フロントの女の子に笑われてしまった。
200元渡して、明日、102元返してくれるそうだ。
まだ疑っているみなみやま。
それでも、例の伝票をもらって8階へ。
エレベーターを降りると薄暗いロビーで係の服務員が待っている。
伝票を渡して、薄暗い廊下を歩いて部屋に行く。

カードキーで部屋を空けて中にはいる。
とてもきれいな部屋。窓も大きく明るい。
つい、いつもの癖で浴室を見るときれいだ。
バスタブもある。お湯も出る。
シャンプーや歯ブラシのアメニティもバスタオルもそろっている。
大満足。大満足。
あとは、明日、押金を全額返してもらえるかだ。
安い宿泊料金にまだ疑っているのだった。(笑)

大同から銀川経由で蘭州まで1400㎞の旅。
24時間で、日本列島を縦断しているのだ。
ここは中国。

まず、風呂に入って洗濯をすることに決めていた。
今日はゆっくり休もう。





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