不透明な部分 特別燃料費は運賃に上乗せできないための苦肉の策です。 本来はエアラインが徴収すべきところを、代理店にさせています。 大抵は、航空券を購入した時点で特別燃料費等は決まりますが、なか には追加徴収をするところもあり得ます。運賃と異なり額を含めて 決まりがないからです。この場合、代理店側がかぶる場合もあります が、代理店の儲けは数千円程度のことも多く、そのようなことをして いると経営が成り立ちません。仕方なく、追加徴収を決めたのかも知 れません。 もうひとつ考えられるのは、また多分その可能性が高いのが、客から 徴収する時期と、航空会社またはその間にあるホールセラーに払う時期 との間の時差です。まだ、客から徴収した金が代理店の金庫(口座)に 眠っている間に値上げが決まってしまった。その差を肩代わりすると利益 はおろか、赤字になるからでしょう。 相手を信用できるのなら(代理店が損をするのであれば)、払うしかない と思います。お互い様ですので。