アンマンはかなり厳しい、ボーダーの方が成功率高い、レバノン経由なら確実

アンマンのシリア大使館では、在留邦人で、滞在許可を取っている(パスポートにビザの他に滞在許可書が押されている)人のみ対象にして、シリア観光ビザを発給しています。
たしかに、2年前までは、粘ってもらえる旅行者もいましたが、今はかなり厳しいです。
なお、シリア大使館は昨年、アブドゥーン地区のはずれに移転しました。タクシーの運転手はたいてい知っていますが、自力で行きたい人は、クリフホテルなどの情報ノートで場所を確認するといいでしょう。大使館から1キロくらいのところまでは、ダウンタウンからアブドゥーン行きのバスで行けます。まずは、日本大使館で、シリア大使館に対するビザ発給願いのレターを出してもらい、それを元にシリア大使館の窓口で交渉することになります。
　多くの旅行者がやっているのは、直接ヨルダン/シリアのボーダーまで行って、そこでビザを発給してもらうことです。こちらの方が成功率は高いといわれています。なお、ボーダーからダマスカスの外務省本省と日本大使館へ本人照会を行うので、時間はかかります。
アンマンの日本大使館の上記レターを持っていれば、ちょっとは早いかもしれません。
　時間がないとか、ちょっとお金がかかってもいいなら、アンマンからベイルートへ飛行機で飛びましょう。レバノンからシリアへ入る際は、8ドルで48時間のトランジットビザ、24ドルで15日間の観光ビザが簡単に発給されます。トランジットビザで入って各地のイミグレでビザ延長することもでき、1ドルくらいしかかかりません。レバノンビザは日本人はベイルート到着時に無料で1ヶ月発給されます。
アンマンからベイルートまでは、RJロイヤルジョルダニアン航空とMEA中東航空合わせて1日3便運航しています。シナイ半島のシャルムシェイフからベイルート行きも、あるかもしれません。