ちょっと否定的すぎませんか? 賛否両論あるのはわかりますが。。。 私は個人的にはロシオは好きですョ。 ロシオファミリーから出たフアン・アンドレスは現在 マドリッドで活躍中ですが、私は現役フラメンコ界の中で 最も上手い踊り手(舞踏家)の一人だし、彼の甥のイアンも 着実に成長しています。そして最近は、オーナーの愛娘のアルバちゃんも参加し、3人で一緒に舞台公演もしていますね。 現在、フラメンコ界で注目を浴びるモネタ(グラナダ出身)も言っています。 どのアカデミーよりも、一番多くのことを教わったのは 洞窟のタブラオで毎晩踊った経験だったと。 グラナダという地方都市においては、地元の人の支えだけではフラメンコは育ちません。観光客の人も含めて、フラメンコというものを 支えていっているんです。それを、観光客が多いから、たった一度行ったその日に日本人が多かったから、という理由で毛嫌いしてもいいものでしょうか? 放浪者でありアウトローであった ジプシーたちの生活から生まれたフラメンコという芸術を どう解釈するかによるのでは?と思います。 (ジプシーの人たちの多くはいまだに定職がなく生活の苦しい人も 多いのです。) 自分が今まで見た中で鳥肌が立つ経験をしたのも洞窟のフラメンコでした。 きれいなお稽古事ではなく、土の臭いのするフラメンコを たった1日の滞在で見られたいと思う方には、グラナダの洞窟の フラメンコはおすすめです。アルハンブラの夜景の見えるツアーも付いてるし。