まずは、かかりつけのお医者様にご相談ください。 suttokotonさま。ぐーてんたーく! 25年くらい前までは、そのダニ(Zecke)はドナウ川流域くらいしか病原菌を持っているものはいなかったのですが、温暖化とヨーロッパの国境がなくなったことで、人間もペットも行き来が自由になったことで、ダニの生息範囲は広がっているようです。また、以前は「すべてのZeckenが病原菌をもっているわけではない。」と言われてきましたが、最近はZeckenに刺される人がかなり多く、ドイツでは予防接種を呼びかけています。 ドイツ人でZeckenを知らない人はまずい無いでしょう。また、ペットはほとんどZeckenに刺された経験があると思います。日本の「ペット用のノミよけ首輪」はドイツでは「Zeckenよけ首輪」で通っています。 うちでも主人が乗馬好きで今度サハラ砂漠にキャラバンを組んでいく予定なのですが、そこの旅行の注意事項の第一番目はZecke対策でした。 と、言うことで、Zeckenは寒さが厳しくない所意外は、世界中どこにでもいるようです。 乗馬はキャンプで草むらにテントを張るとか、そのときのトイレが「お花摘み」だったりすると、Zeckeに刺される恐れがあります。 乗馬ではブーツやピンチを履いているので、乗馬を習いに行くだけでは、おそらく大丈夫だと思います。 ただ、私も素人ですのでなんともいえません。 一番いい情報を持って的確な判断を下してくれるのはやはり、かかりつけの医者だと思いますので、一度ご相談してみてはいかがですか。 ドイツの医者のオフィースには毎年新しいZeckenの生息地図が張られています。また、予防注射は一度受けて、何週間後に二度め。4年に1度くらいの簡単なものです。また、Zeckeに刺されて、すぐ医者に行けば予防注射は効きます。 私も乗馬を習ったことがあるのですが、乗馬学校ではよく「しらみ」がいます。ですから、乗馬の服やヘルメットはよくはたいたり、陰干ししたほうがいいですね。 帰ったらすぐシャワーを浴びるなども効果があります。 もし、Zeckeに刺されたら、自分で取らないで医者か薬局、または近くの詳しい人に相談してください。下手に引っ張るとZeckeの首が皮膚にのこり、かえって病原菌を体内に入れることになったりします。 また、そのZeckeに油やクリーム、薬など塗って取ろうとしてもいけません。かえって逆効果になります。 また、普通のヨーロッパの都市を観光する人たちはZeckeの心配は、まずありません。
う~ん ムーミンママさま (ママさま風フランス版だと)ぼんじゅー! このように詳しく説明いただき有難うございます。いつもほかの方のコメントを読んでは、感心していたのですが、今回感激です。 乗馬は今まで旅先のみ2回だけですが、いつも帽子を借りるのには抵抗がありました。・・・しらみがうつったらどうしよう・・・と。 その心配も杞憂ではなかったようですね。(今のところ心配だけですんでますが) ダニに関しては全く何も知らずに過ごして居りました。 残念ながらフランスでは短期滞在で、かかりつけ医というのを持っていません。(下の子供が蚊に刺されて、それからトビヒになり受診したのみです) このような半分旅行者のようなものでは、やはり慎重に行動した方が良さそうだなというのが、正直な気持ちです。 宿は普通のB&Bにして、乗馬はチャンスがあれば・・・と言うことにしようかと思いました。 おかげさまにて、とても勉強になりました。もしかしたらこちらに住んでいる日本人の友人たちも知らないかもしれないので、話題にしてみます。 (ドイツは寒くはないですか?こちらは降ったりやんだり、肌寒いです) 有難うございました。
ちゃんと対処して、普通に楽しく生活しましょう。 http://www.zecken.info/zecken/index.html ZeckeはFSME(ヴィールス)とBorreliose(バクテリア)による感染があります。 FSME(脳炎)は刺されたところを中心に赤い輪が皮膚に現れる陽性反応がでます。こちらは予防接種可能です。 Borreliose(身体のまひ)は刺されてから発症まで時間がかかり、10~13年といわれていて、予防注射はありません。でもよく効く抗生物質があるそうです。 FSMEはインフルエンザの予防注射と同じと思って受けておかれればよいのではないでしょうか。私たち家族も去年、肝炎の予防注射などと一緒に予防注射を受けました。 私が、乗馬を習って、勉強したことがひとつあります。 それは、「乗馬は子供のときから習った方がずーといい。」ということです。 せっかくのチャンスです。お子様には乗馬体験させてあげてください。 終わったら、すぐに着替えて、自分でも体中触れてみて、できればシャワーを浴びれば、ほとんど大丈夫です。 Zeckeの修正は暗い所、皮膚の柔らかいところに移動する修正がありますので、服をちゃんと着ていれば、すぐには刺されることは無いでしょう。 乗馬ヘルメットのしらみ対策はガムテープや服のブラシみたいなもので、一度きれいにしてから使えば大丈夫です。 動物のいる所、人のいる所、病気や怪我、アクシデント何でもありです。 まずは、予防とちゃんとした準備をしたら、それらのことは忘れて、楽しんでください。 最近Zeckenの天敵が見つかったと言うニュースを聞きました。 予防注射も20年前に比べたら、ずーと質が向上しているようです。