07/05/23 18:51

普通の日本人ならば

こう言っては酷ですが、普通の日本人や欧米先進国の住人が、ウブドの
大衆的な店で食事をすれば、ある程度の確率で体調を崩すか、強度の下痢
などに襲われるはず。今は昔の話しになってしまいましたが、バリを襲った
悲劇のひとつに、”日本人観光客だけのコレラ事件”があります。
日頃、極度の清潔な環境にいる日本人が現地の人と同じものを食べると、
本物のコレラにならずとも、疑似または思いこみコレラになります。

屋台は言わずもがなですが、大衆食堂の裏側を一度覗いてみてください。
二度と食べる気にはならないはず。それでも、”悲劇”に遭遇するのは
一部の人であるということは、人間は意外に強くできているのです。だか
らと言って、無謀な行動に出るのは自殺後遺。パッケージツアーで東南ア
ジアに行った人が、下痢になり、恐ろしいことに水を控えた。脱水症状で
倒れたが、すぐに添乗員が対処したために命はとりとめたという事例は、
過去に多くあります。

日本では、あまり報道されませんが、航空機事故の多発、鶏インフルエン
ザの人への感染の拡大など、この国の危機管理、衛生管理には問題があり
ます。私自身もバリは好きな土地ですが、負の部分も理解しておいたほう
が良いと思います。できることは、危ないことには首を突っ込まないこと
です。

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