レポート

ワルンでの食事に注意

公開日 : 2007年05月23日
最終更新 :

初めに断っておきますが、
自分はワルンでの食事がとても好きな者です。ただしいくらワルンでの食事が好きであっても注意をしないと大変なことになることがあることをここに書いておきます。
これからバリに行く方の参考に少しでもなればよいかと思うと同時に、被害が少しでも食い止められればと思っています。

ワルンでの食事はチープでおいしいことも多いです。
しかし危険もそれなりにつきものであることをここに紹介しておきます。「地球の歩き方」で写真入りで紹介されているようなワルンであってもそれは同様です。ここではウブドのワルンで実際にあった2つの「事件」を記しておきます。

①ひとつめは「ピアピア」というワルンであった話です。ナシチャンプルを頼みました。食べていると、ほどなくガリっという音とともに非常に固いものを口のなかで感じました。吐き出してみると小指大ほどの大きさの小石でした。これが料理上使っていたかもしれない石臼の破片などからきたものか、野菜などに付着してきたものかわかりませんが、もし普通に噛み砕いていたら歯が折れていたと思います。もしくは飲み込んでいたらマズいことになっていたと思います。店員に抗議すると「ソーリー」の一言でした。ワルンでの食事はうす暗いところのことも多く食べ物がよく見えない状態の場合もしばしばです。皆さん料理を食べるときは口のなかで異物が混入していないかよく吟味したあとに飲み込みましょう。

②ふたつめは「カフェ・キタ」という中華料理のワルンで起きました。私も連れの者もかたやきそばを注文しましたが、連れの者のかたやきそばに入っていたイカには、うじ虫のような青虫のような虫が付着していました。それも1度だけでなく2回ありました。この虫がもともとイカについていたのか野菜についていたのかはわかりません。また連れの者は注意して見ていたから気が付いたのであって、私自身は気づかず食べていたかもしれません。ただ料理自体が大変油っこく帰りの車の中で2人とも気持ちが悪くなりました。寝るときもお腹が痛くなりました。そして次の日から本当の悲劇は始まりました。私は何とか難を逃れた感じでしたが、連れの者は下痢が収まらなくなり、ついには何も食べられなくなって病院にいき、細菌性の感染症ぽいという診断を受けました。それから3日間何も食べられず吐きと下痢に苦しみました。いろいろと原因を考えましたが、病気になったタイミングなどから考えてこのワルンで食べたものが原因と思っています。みなさん、ワルンでの食事にはくれぐれも気をつけてください。

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6件のコメント

  • 07/05/31 14:15

    ビフィズス菌を持って行きます

    こんにちは。私はバリに何度か行っていて、地元の人の家に泊まってそれこそ現地の人しか食べないような屋台のものとかを食べたこともあるのですが大丈夫でした。
    初めてバリに行ったときは高級ホテルに泊まり、ちゃんとしたところでしか食べなかったのですがバリっ腹になりました。
    でもこれはもしかしたら、南国だからといって薄着をしすぎたり、ホテルの掛け布団が薄かったり(日本でいつも分厚いのを使っているので…)という理由から冷えただけかもしれません。
    医学に携わる友人に「あっちの人と日本人とではそもそも腸内菌が違うし、あっちの食べ物を食べて腸内菌が死滅したりする」と言われて、それ以来ファ○ケルなどのビフィズス菌サプリ等を持って行って服用するようにしたら、平気でした。
    …ただ、それでも毎日快適というわけではなかったのですが、許容範囲でした。
    それに地元の人もよく「stomachache!」と言ってトイレに駆け込んだりしてましたので、それが彼らには普通なのかも。
    日本で冬に乾燥して手が荒れるとか、そういう程度の「あたりまえのもの」なのかもしれないですね。
    いずれにしろ、海外に行くときはナメずに、自分に自信を持ちすぎずに、万全の準備をしたほうが良いですね。外国で日本の常識を通そうとしても無意味です。
    ちなみにワルンですらありませんでしたが、海亀の串焼き入りのナシチャンプルは絶品でしたよ。午後になると警察が取り締まりに来てしまったりするので、朝のうちに手に入れる必要があります。ジンバランのタマンペンタという住宅地の近くで売っています。

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    07/06/02 02:26

    Re: ビフィズス菌を持って行きます

    自分はインドネシア以外にもタイやマレーシアやシンガポールやバングラデシュなどにも行ってますが、そうですね、ちょっとお腹を壊したり、薄着をして冷えたのか食べ物でお腹を壊したのか、わからない経験というのは何度もしています。どちらかというと自分は普段あまりこういうことには神経質なほうではありません。ただ、今回のケースは、ちょっとそういう事例とはワケが違うというか、本当の食中毒だったかと思います。ただの下痢ではなく、トイレを30回往復したり、立っていられないような状態が3日続くのです。
    これは、本当の食中毒を経験しないと、ちょっとわからないことかと思います。ビフィズス菌などではある程度予防効果もあるかもしれないですが、たとえば赤痢菌やコレラ菌に対してまで、それがどこまで効くかどうかはちょっとわかりません・・・
    バリでは自分も現地の屋台で食事をしたりしていますが、そのときは特になんともありませんでした。しかし、上記したレストランのあとで起こった上記した症状、その症状というのは、本当に経験しないと、その凄まじさは、なかなか伝わるものではありません。現地の常識が日本の常識とはかけ離れているのは当然ですが、単に衛生状態の相違というよりも、もっと深刻なのは、赤痢菌やコレラ菌というのが「ごく普通に」存在している場合があるということです。当然ながら、現地の人々の間にもこれらの病気は起こることも聞いてます。今後旅行される方は、気をつけてくださいね。

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  • 07/05/25 02:58

    Re: ワルンでの食事に注意

    ワルン、という言葉は今回の場合、ちょっと不適切だったかもしれません。被害にあったところは、リナリアさんのいう通り、どちらかというとワルンよりは少し価格の高い、店構えもワルンとは異なり、接客等も一応あるお店だったので。もちろん、本当のワルンでも何回か食べましたけれども、そっちは逆に自分も連れの者も大丈夫でした・・・。

    問題は、ガイドブックにも載っているような観光客向けのところで起きてしまったということで、だからこそあえて注意を促す形で、ほかの人にも災難が起こらないようここに書いておきました。ガイドブックで書かれているような気安さで利用するには問題があるかも知れません。これは潔癖症な食環境の日本人だから起きたというより、たしかに潔癖症な日本人には起き「やすい」問題かも知れませんが、それ以前に小石混じりでも多少腐ったようなものでも出してしまうお店側の問題が大きいことを記しておきます。なぜなら自分もバリでワルンは何十回と利用しましたが、問題が起きたのはこの2軒だけであったため・・。

    イブオカのバビグリンは今たしか2万ルピア以上します。イブオカでは食べても自分には全然問題なかったです。
    虫は、野菜につくような虫であればまだいいですが、腐ってわいた虫であったら、たぶん日本人でなくとも食中毒を起こしたかもしれません。
    でもそういうお店がある一方で、食中毒などが起きないよう気を配っているお店もたくさんあることを、記しておきます。

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  • 07/05/24 21:35

    Re: ワルンでの食事に注意

    ①ご飯の中の小石
    ワルンで飯の中に小石はよくありますね(笑)
    地元の人が食べに行くようなワルンではナシチャンプルは右手で食べるのが普通だと思いますが、手で食べていると、指で寄せている段階で小石は目に見えるので、見つけるとポイと捨ててました。それでもたまに小さいのはジャリッとやってしまいますが。まぁ、そういう適当さもインドネシアのうち。ご愛嬌です。
    小指大ほどの小石を気づかずに口に入れてしまうというのは、やっぱりスプーン使用かなにかだったのでしょうか。手で食べていたら、そんな大きな石に気づかない事はないと思いますよ。文章を読んでて、手で食べるという文化は、そういう合理性もあったんだなと気づいてちょっと感心してしまいました。

    ②料理の中の虫
    虫もつかない食材よりは安全と思うのですが、ダメ?w
    見つけたらつまんで捨てればいいんじゃないでしょうかねw
    インドネシアでワルンばっかりで食べてると、アリや小さい虫の1匹や2匹や3びきや4匹くらいは気づかないで普通に食べちゃってると思います
    ワルンで普通に食べる人ははじめからそんなものだと思っていると思いますよ。

    比べれば当然どんなワルンも日本の潔癖な衛生面よりは劣るけど、日本も食中毒は珍しくない事件だし、ワルンでも高級レストランでも(日本でも)当たる時は当たりますからね。気にしないのが一番ですよ。病は気から。どうしても心配ならば、高級レストランもいっぱいありますから(1食数百円もすれば高級です)、自分にあった場所で楽しく食事をして無理せず旅を楽しんでください。

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    高級レストランかも・・

    Roughさん
    ビアビアもカフェキタも高級レストランですよ(笑)
    どちらも現地の本当のワルンではありませんから、数百円します。

    ウブドの値上がりは激しく、今ではイブオカのバビグリン(観光客用)は2万ルピーもします。

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  • Re: ワルンでの食事に注意

    K28 さん 楽しいはずの旅行で辛い思いをされてお気の毒です。

    K28さんが挙げられた2軒は両方とも何度も行ったことがあります。
    どちらも俗に言うワルンではなく、観光客や現地在住外国人向けのレストランです。
    バリ人が食事にくるお店ではありません。

    このクラスのレストランを避けると高級レストランか高級ホテル内のレストランということになります。
    良くも悪くもおおざっぱなインドネシア人が料理しているので、残念ながら潔癖性の日本人には向かない国かと思います。

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  • 07/05/23 18:51

    普通の日本人ならば

    こう言っては酷ですが、普通の日本人や欧米先進国の住人が、ウブドの
    大衆的な店で食事をすれば、ある程度の確率で体調を崩すか、強度の下痢
    などに襲われるはず。今は昔の話しになってしまいましたが、バリを襲った
    悲劇のひとつに、”日本人観光客だけのコレラ事件”があります。
    日頃、極度の清潔な環境にいる日本人が現地の人と同じものを食べると、
    本物のコレラにならずとも、疑似または思いこみコレラになります。

    屋台は言わずもがなですが、大衆食堂の裏側を一度覗いてみてください。
    二度と食べる気にはならないはず。それでも、”悲劇”に遭遇するのは
    一部の人であるということは、人間は意外に強くできているのです。だか
    らと言って、無謀な行動に出るのは自殺後遺。パッケージツアーで東南ア
    ジアに行った人が、下痢になり、恐ろしいことに水を控えた。脱水症状で
    倒れたが、すぐに添乗員が対処したために命はとりとめたという事例は、
    過去に多くあります。

    日本では、あまり報道されませんが、航空機事故の多発、鶏インフルエン
    ザの人への感染の拡大など、この国の危機管理、衛生管理には問題があり
    ます。私自身もバリは好きな土地ですが、負の部分も理解しておいたほう
    が良いと思います。できることは、危ないことには首を突っ込まないこと
    です。

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  • 07/05/23 18:12

    Re: ワルンでの食事に注意

    インドネシア人に言わせると大丈夫な店とそうでないのがあるそうです。でも私にはよくわからないのでウブドではホテルのレストランとまあまあそうなレストランやカフェしか入りませんでした。それでもおなかの調子はあまりよくなかったです。

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