初めに断っておきますが、
自分はワルンでの食事がとても好きな者です。ただしいくらワルンでの食事が好きであっても注意をしないと大変なことになることがあることをここに書いておきます。
これからバリに行く方の参考に少しでもなればよいかと思うと同時に、被害が少しでも食い止められればと思っています。
ワルンでの食事はチープでおいしいことも多いです。
しかし危険もそれなりにつきものであることをここに紹介しておきます。「地球の歩き方」で写真入りで紹介されているようなワルンであってもそれは同様です。ここではウブドのワルンで実際にあった2つの「事件」を記しておきます。
①ひとつめは「ピアピア」というワルンであった話です。ナシチャンプルを頼みました。食べていると、ほどなくガリっという音とともに非常に固いものを口のなかで感じました。吐き出してみると小指大ほどの大きさの小石でした。これが料理上使っていたかもしれない石臼の破片などからきたものか、野菜などに付着してきたものかわかりませんが、もし普通に噛み砕いていたら歯が折れていたと思います。もしくは飲み込んでいたらマズいことになっていたと思います。店員に抗議すると「ソーリー」の一言でした。ワルンでの食事はうす暗いところのことも多く食べ物がよく見えない状態の場合もしばしばです。皆さん料理を食べるときは口のなかで異物が混入していないかよく吟味したあとに飲み込みましょう。
②ふたつめは「カフェ・キタ」という中華料理のワルンで起きました。私も連れの者もかたやきそばを注文しましたが、連れの者のかたやきそばに入っていたイカには、うじ虫のような青虫のような虫が付着していました。それも1度だけでなく2回ありました。この虫がもともとイカについていたのか野菜についていたのかはわかりません。また連れの者は注意して見ていたから気が付いたのであって、私自身は気づかず食べていたかもしれません。ただ料理自体が大変油っこく帰りの車の中で2人とも気持ちが悪くなりました。寝るときもお腹が痛くなりました。そして次の日から本当の悲劇は始まりました。私は何とか難を逃れた感じでしたが、連れの者は下痢が収まらなくなり、ついには何も食べられなくなって病院にいき、細菌性の感染症ぽいという診断を受けました。それから3日間何も食べられず吐きと下痢に苦しみました。いろいろと原因を考えましたが、病気になったタイミングなどから考えてこのワルンで食べたものが原因と思っています。みなさん、ワルンでの食事にはくれぐれも気をつけてください。