07/05/22 08:00

実は意外に知られていないこと

タイにくる観光客のうち日本人の割合は約10%。その日本人が一番
沢山押し寄せるのが8月なのです。ほとんどがバンコクで、プーケ
ットは3%程度。欧米と言っても大多数がドイツと北欧(主にスウェ
ーデン)なのですが、彼らがビーチを好むのと大違い。

確かに、12月とか1月の頃のほうが気持ちが良いのですが、バンコ
クで身動きできないということはないと思います。ただし、今年
は雨が多く、連休にはスコールもあったし、二月の頃からすでに
湿度が高いと感じました。世界的に気象がおかしくなっているこ
とは、今は誰も否定できなくなっているので、今後はそれとつき
あわざるを得ないでしょう。

イタリアとタイとでは環境も、行く人の嗜好も異なります。唯一
共通なのは、時間にはルーズ(タイ>>イタリア)なのと食事が
とても美味しいということでしょうか。人当たりの良さも共通し
ていますが、これには歴史的な事情とか世渡りのための手段とい
ことは理解しておく必要があるでしょう。

上にも書きましたが、安全性では大差はないと思われます。これ
は極めて大雑把に表現しただけで、実際に各論を言い出すときり
がありません。両方のコメントに対する応答をみる限り、並の
「大人」よりもよほどしっかりしているので、これなら親を説得
できるでしょう。行きたいほうのイタリアを勧めます。

盗難等の危険性は、高校生に限ったことではないので、やはり、
未成年女性が二人という状況が周囲からみても心配です。イタリ
ア人は確かに女性に甘い言葉を掛けますが、これはスペイン人
同様にある種の社交辞令で、天性のものです。本気にしなければ
良いのですが、もし東京などの大都会でなく地方にお住まいのか
たならば、男性の甘い言葉に免疫がないので、自覚が必要でしょ
う。のりとしてはイタリア人は大阪人の近いというほうが正しい
か。危ないのは東洋人観光客をカモにする連中。これはイタリア
人とは限りません。日本人かも知れないし、同じ欧州から遠征し
てきたグループかも知れません。経験のなさ(男を見る目とか
を含め)を心配します。

もう一つ、気になる助言がありました。本当は、そこに書き込む
のが礼儀なのですが、わざわざ敢えて指摘するまでのことでもな
いので、ここに書きます。「お洒落して行きましょう」です。
海外で気になることは、日本人の若い女性はすぐに見分けがつく
ことです。確かに、「普段着」であることは良いことなのですが、
日本での普段着はかなり異様であることが多いのです。イタリアの
若い世代は決して高級ブランドは身につけません。それなりにお洒
落はしますが、身の丈の質素なものを身につけます。高級レストラ
ン入るのには10年早いでしょうから、お洒落は不要だと考えてくだ
さい。地味にしておいたほうが、無難です。

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