9) モンサンミシェル(その2 工事現場) 朝、カンを列車で発ってポントルソンに着き、バスでモンサンミシェルに向かった。バスの所要時間は、15分ぐらいです。 帰りは、サンマロに向かったのですが、モンサンミシェルから直接サンマロに行くバスはなくて、一旦ポントルソンまで行き、ポントルソン始発のサンマロ行きのバスに乗るようになっていました。 時間に余裕があったので、2km土手を歩いて、対岸のクエノン川のダムを造る工事現場を見に行きました。 その日は、土曜日だったので、工事はお休みで、工事の概要を説明した大きなパネルが掲げてありました。 ダム工事は、2012年まで、あと5年かかるようです。 満潮になったらダムの中に水をため、干潮の時に水を放流して、沈殿物を沖の方まで流すということだそうです。 このあたりの土は、粘土のような超微粒子で、おそらく上流から大量に流されてくるのじゃないかと思います。 作動させる堰板の形もユニークで、それなりの工夫はあるようでした。 (そんなにうまく、絵に描いたように、砂が流れてくれるかどうか、素人ながら、疑問もあります。)