07/05/17 08:25

生水は海外では飲まない習慣を

フォーシーズンと屋台とかフードコートというのは随分落差があると思う
のはさておいて。

まず、買い物には至極便利な場所です。伊勢丹などの入っているワールド
セントラルには徒歩で行けます。サイアムは冬なら歩けますが、それ以外は
タクシーかBTSになるでしょう。要するに「密集」しています。
フードコートは少し離れたセントラルデパートのフードコートから、MBK、
さらに今が旬の(大人気)のサイアムパラゴンのものまで選り取りみどり。
ただし雑貨ならばJJを勧めます。ナライパンでも同じようなものがあり、
ここなら冷房の効いたまま買い物ができますが、いかんせん人が少なく店
員もやる気がない。セントラルワールドやセントラルデパートにもお洒落な
ものがありますし、伊勢丹にもあるのですが、少々(かなり)高め。子ども
向け(ティーンエイジャー)にはMBKに隣接しているコンプレクスにもある
し、サイアム自体が若者向けの店です。買い物と食事で一日居ても飽きない
場所です。本人が律儀に返事をしているので、延々と続いている質問にも
私を含め他のかたも書いていますが、「忙しく動き回ろうとは考えずに、
ひとつの地域を重点的に探索する」のが良かろうかと思います。

空間があれば商売するのがアジアの特徴なので、道ばたでも何処でも怪しい
ものは売られています。しかし、じっくり見るのならばMBKがお勧め。

衛生面ですが、細菌(ウィルスや原生動物を含む)類と水の質や環境の
両面から考えるべきです。前者は熱を通したものだけを食べる。特に
屋台で熱を通していないもの食べるべきではないでしょう。水はいかなる
場合でもミネラル水(蒸留水でも良いのだが、この場合はお茶とかにして
そのまま飲まないほうが良い)を飲む習慣を身につける。極度の清潔状態
に慣れきっている、しかも子どもの世代ならなおさら、少しでも汚染され
た水を飲むとやられます。水の質にもより環境が変わると体調を崩します。
ホテルの水と言えども生で飲まないようにすべきです。これは、元は殺菌
処理されていたとしても、殺菌法によっては放置することや、設備の不良
により、雑菌が繁殖することがあるし、香港でのSARSの例にあるように、
下水が混入することもあるのです。日本と同じと考えてはいけません。
口をすすぐ程度なら問題はない。要するに「ヒット数」ですから。

フィーシーズンズならば衛生面はまず大丈夫で、朝食の生野菜はまず安全
でしょう。カットした果物のそうです。しかし、一般の食堂では避けたほ
うが良い場合もあり、フードコートは玉石混淆ですので、ケースバイケース。
生水がダメなのは何処でも同じ。

単なる、食べ過ぎや神経性の下痢なら問題ないのですが、感染症になると、
予定日に飛行機に乗れず、お盆の混雑時なので、ノーマル料金で戻る羽目に
もなりかねません。健康には留意されるに越したことはないでしょう。
なお、日本でもそうですが、暑いからと言って冷たい水(清涼飲料水)ばか
りを飲むと胃液が希釈され、菌を殺す力が弱まります。暑い夏だからこそ、
緑茶が良いと古来から言われている所以です。

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1件のコメント

  • ありがとうございました

    バンコクは初めてで買い物はしたいけどホテルは立地が良くてランクが
    いいところで安心したいというのがありまして、ちぐはぐな質問になってしまいすいません。
    ホテルは都合で近くのエラワンになりそうですが頂いたアドバイスは
    しっかり参考にさせていただきます。ありがとうございました。
    買い物がとても楽しみです。
    やはり水には細心の注意を払います。
    仰るように感染症などになると大変ですね。

    また生野菜などで肝炎が怖いとありましたが本当なのでしょうか?

    今後もいろいろお聞きするかと思いますがよろしくお願いいたします

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    07/05/18 07:53

    私も高級路線です

    バーツが高くなった(本当は実勢のレートに近づいている)とは言え、
    まだまだバンコクでは超が付く高級ホテルでもなんとか泊まれる価格
    ですので、バンコクで高級なホテルに泊まらないと勿体ないと思いま
    す。ハードもさることならが、ソフトもとても良いので。

    フォーシーズンズはリージェントの時代には良く泊まりました。その後、
    次々と立派なホテルができたので、泊まる回数は減りましたが、やはり
    バンコクを代表する格のあるホテルでしょう。エラワンも老舗ですし、
    ロビーでパーティーに来る地元客を見る限り、地元の上流階級に愛され
    ているホテルです。タイでもホテルで披露宴をしますが、その格では
    フォーシーズンズの次ぎに来るはずです。エラワンは部屋が少し狭い
    ので、家族三人では窮屈かも知れませんが、無駄な空間を作らず落ち着
    いた部屋になっていて、私は好きです。問題は価格設定が強気過ぎるこ
    とです。このためか客層はかなり良いと感じます。少なくともエクゼク
    ティブラウンジで見る限り。場所は、向のインターコンチネンタル同様
    に最高でしょう。少し遠回りになりますが、屋根の下を通って、向のホ
    テルにも行けるし、ゲイソンプラザやセントラルワールド、さらにサイ
    アムも可能です。

    食事ですが、価格的には屋台<フードコート<食堂<レストランと
    なりますが(最後の二つは大衆的と高級とに分けたつもり)ですが、
    味はこの通りではなく、屋台とそれこそ泊まる予定のホテルにあった
    スパイスマーケットやスクンビットのシェラトンにあるバジルとの
    価格差ほど味には差がないか、下手すると屋台が一番美味しいと言う
    ことになってしまいます。エラワンのかつてはそごうだった場所に、
    エラワン・ティールームがあり、ここではお洒落なタイ料理やデザ
    ートが楽しめますし(味は悪くない)。地下の以前からあった麺専
    門店で、チェンマイ名物カオソイが食べられます。カレーもカオソイ
    も汚い(と言ったら悪いのですが)店の5-10倍はするでしょうが、
    安心して食べられるし、食材も味も違うので、食べる価値はあるで
    しょう。ホテルで美味しいレストランを聞いても、実際彼らが行くの
    は屋台やフードコートがほとんどなので、観光客の定番以外はほとん
    ど知りません。

    生野菜で肝炎となるとA型肝炎ですね。予防接種は16才以上ですので
    小学生は無理です。アジアでこれを心配しなくて良いのは日本以外
    ではマレーシアとシンガポール(水道水が飲める)くらいのはずです。
    台湾でも香港でも生は危険です。カットフルーツや野菜も感染源は水
    と人の手ですので。地元の人は抗体を持っているので、屋台で生もの
    を食べても大丈夫ですが、お子様が若いということは確実に免疫はない
    はずですのでご注意を。

    実は日本でもそうなのですが、屋台の舞台裏を見ると食欲は失せます。
    水を自由に使えないので、食器、調理具や野菜の洗い方がひどい。
    フードコートの場合は場所によってかなり異なります。これが「玉石
    混淆」の理由です。感染症に罹っては元も子もないなので、慣れない
    うちは慎重になったほうが良いと思います。