特典航空券の期限

文面からみるとすでに発券済みですよね。

まず、変更可能な航空券か。キャンセル可能ならばそれでも良いのですが。
変更可能だとして、今度は次回の希望日に取れるのか?発券済みならば、
期限があるので、期限切れまでに欧州に行けるのか?などなど、大丈夫で
しょうか?

さらに、「特典航空券は使えるうちに消費せよ」という鉄則(勝手にそう
言っているだけですが)があります。これは何処にでも書いてあるように、
「航空会社はいつでも廃止やルール変更の権利がある」。かなり経営の危
ない某社の特典ならば、今のうちに消費するほうが賢明だと思います。良
く、「マイレージは金品の一部」という人も居ますが、あくまでオマケ程
度に考えているほうが良いと思っています。経営は怪しいのに連発の激し
い米系などは、アワードで旅行ができるのは暇をもてあましている層だけ
という説もあるくらいですので。

昔と違って、欧州内の航空機での移動が庶民のものとなった今は、うまく
使えば、航空機の旅はとても便利です。ただし、大手は単純往復でのみ安
くなり、LCCは片道でも安いが、スケジュール的に不便だったり、毎日就航
ではなかったり、一日違いで価格も大きく異なるという点は仕方ないこと
です。なかには、英国航空などのように片道単位でも割引運賃を出してい
る航空会社もありますが。

パリ-マドリードは随分前に陸路で繋げたことがあります。当時はまだ「自
由化」がされておらず、安い航空運賃は"Fin de Semana"しかなく、現地
代理店(でしか購入できなかった)で買おうとして端末を叩いている間に
他の客にとられてしまいました。陸路はきついですね。しかも帰りはサン
セバスチャンからで、パリ行きはフランス国境側。そこに行く列車が待て
でも来ず、駅員に行くと、「今に来る」、「俺は運転してきたから知らな
い」で、仕方なく、同じホームで待つフランス人と一緒にタクシーで国境
を越えました。今となっては楽しい思い出のひとつですが。