キャセイも同じです

福岡の場合はキャセイも一日一便で、往路は10時間近く、復路は、7-8時間
あります。これも以前に書いたことなのですが、往路はまだ元気なので、
中心地に出ることは全く問題ありません。香港の場合は、市内への移動時間
が読めるため、90分前にエアポートエキスプレスに乗ってしまえば良いし、
ほとんどが建物のなかなので、それほど汗を気にしなくても良いでしょう。
行きは楽なのですが、問題は帰り。ロンドン便とたまにあるフランクフル
ト便の一部を除いて(早朝便は毎日あります)香港到着が早朝、福岡便は
15時前なので、時間はあるものの、香港到着時点でふらふらです。気合い
を入れて中心部に出ても、店は開いておらず、開くのは11時頃。12時過ぎに
は空港に戻らねばならないため、昼食も難しい(11時に飛び込めば飲茶は
可能)。これがバンコクでも復路はきついという理由と同じです。バンコク
の場合は、インフラの問題があり、外に出ると猛暑と湿度です。歩くと身体
から汗が噴き出ます。そのままの格好で深夜便に乗るのは女性でなくとも
許せないと思うのですが。さらにバンコクでは空港への移動が時間が読め
ないバスか、女性の一人での深夜利用は危険なタクシーだけですので・・。

キャセイの場合にどうしても香港に行きたいのならば、往路だけにし、復路
は元気が残っていそうだったら、飲茶でもしてみれば良いでしょう。私も
何度か、早朝着の便で飲茶をしに出ようと計画したことがありますが、
とても食欲どころではなく、いつも空港で寝ています。

香港の場合は宿が高いので(それでも欧州のユーロ圏に比べれば部屋は立派
で安いと思います)、泊まる方が良いとも言えませんが、バンコクならば
やはり泊まるほうが良いと思います。早朝に着いて、すぐに宿に直行。シャ
ワーを浴び、数時間睡眠をとればたちまち元気を取り戻します。宿さえ確保
できれば、汗もなんのその。バンコクを満喫できます。欧州では美味しそう
でも、また気に入った服でも財布と相談して諦めざるを得なかった悔しいお
もいが、ここでは払拭されます。また、安い宿なら、泊まらなくても一泊分
払い、夜まで居させてもらうことを交渉できるかも知れません。

大韓航空ならば、成田や関空から日系や欧州系を使って出るのとほとんど
変わらない時間(実際にはインチョンからは東に戻るので少し時間が掛か
る)で行けます。

日本-欧州間の値段だけでなく、表には出てこない経費(時間やその他も含
む)を総合的に考慮するのが大切です。