レポート

ニューシネマパラダイス、行ってきました(1)。

公開日 : 2007年05月05日
最終更新 :

グラツィアさんのアドバイスを心に刻み、行ってきましたのでご報告します。今後私のように一人旅で行かれる方の参考になれば、と思います。まず、朝の6時45分のバスの件ですが・・・(笑)。パレルモ駅の横に長距離バスのターミナルがあります。しかし、時刻表だとか、どこ行きのバスがあるか? などの気の利いたものは一切ありません。
fermataと書かれたあたりに人がたむろしていて、バスも雑然と何台も重なって停車します。しかも、行き先表示は手書きで汚い字で書かれていたりして、目をこらしていないと、うっかり乗り遅れてしまいます。
肝心のパラッツォA行きのバスは、20分遅れてきました。それも、4台ぐらい既に停車していたバスの向こうにそっと止まったんです(遅れたことを隠すため?(^_^))。あっと思ってそっちに駆け寄り、運転手に「Per パラッツォA?」と聞くと「Si]という返事なので乗り込んで、お金を払った途端、バスは走り始めました。緊張していないと、絶対乗り遅れます、あれは。(続く) 

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1件のコメント

  • ニューシネマパラダイス、行ってきました(2)。 

    一旦バスに乗ってしまえば、快適な旅です。特に、パラッツォA手前あたりからの風景は絶景です。緑の大地の中を駆け抜けていく感じで、感動ものです。そうこうして、突然あの広場に到着します。シチリアはどこに行ってもそうなのですが、顔の濃い暇そうな親父達が沢山たむろして、立ち話しています。バスから降りた客は自分も含めて3組しか降りなかったので、ちょっと親父達の視線を気にしながら、広場をうろうろして、状況把握に勤めます。するとすぐにmuseoという単語が目に飛び込んできますから、あれだな、とその建物に入っていくと、おねえさんが二人座っていて、丁寧に対応してくれました。責任者らしき男性に何かことわり、街のカレンダーとパンフをもらい、隣の建物の鍵を開けていただき、展示写真を見せていただきました。最後に記帳ノートがあり、CITTAは? と聞かれ、Da Tokyo と書くと、おおお、と言っていました。何が、おおお、なのかはわかりませんが・・・(^_^)。 (続く)

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    ニューシネマパラダイス、行ってきました(3)。 

    帰りのバスは13時45分で、時間がかなりあります。おいしいレストランがある、ということでしたので、必死に探しました。まず、坂を上っていったちょっと洒落たレストラン。ここは完璧に休業中という感じでした。もう一軒、レストランとアルベルゴを兼業している、という看板を広場近くで見つけたので、入ってみて親父さんに今日は食べれるか? と聞いたら、駄目でした。で、仕方なく、バールでコルネットなどを買い、広場でかじりながら時間をつぶしました。でも、なんとも言えないゆったりした人間模様が眺められて、退屈しませんでした。そして、帰りのバスは行きと同じ運転手さんで、顔を覚えてもらっていて、すんなり乗車できました。本当に思い切って行ってみて、よかったです。