07/05/05 18:26

Re: チロルのアクティビティ

こんにちは。
六月中旬ですか。梅雨もなくホントにジューンブライドにぴったりの季節ですよね。楽しんでいってください。

6月中旬ですと2000m以上は残雪またはたまに降雪があってまだ少々ハイキングに早いことが多いです。もしハイキングもなさるのであれば、2000m以下のコースやザルツカンマーグート方面などは概ね問題ないですので、あまり高さ等で欲張らない程度でいかれるとよいでしょう。単純にロープウェイで上に上がって景色を眺めて帰ってくるというのは可能です。サンクトアントンなど特に遅いところを除けば大抵6月中旬には夏運行を始めます。

スキーは通常のスキー場では概ね厳しいと思いますが氷河スキー場は大丈夫です。シュトゥーバイ、ピッツ、ヒンタートゥクスにホーエタウエルンのメルタールあたりです。

水泳はお天気次第ですが、気温が上がれば6月にはもう結構みんな泳いでます。ただチロルはあまり良い湖がないですね。ザルツカンマーグート方面か、または南部ケルンテンのヴェルターゼーの他、オシアッハーゼーやファーカーゼー方面は水温も高くて6月でも泳ぎやすい…らしいです…が有料区画が多いです。ファミリーでのんびりしていく方向けでしょうか。学生はよくザルツカンマーグート方面で泳いでるかな?

場所によっては自転車を借りられますので、サイクリングが出来る場合があります。ただ自転車が合うかどうかは運次第? コースはとてもよく整備されていて、広く草原の広がる谷間からの眺めは素晴らしいですので、とても楽しいです。インスブルックですとちょうどたにの中心になるので、北のSeefeld, 南のBrenner, 西のLandeckやSt. Antonまで列車で運んで、快適に下ってくる、という気楽なサイクリングの人も結構いるようです。もちろん頑張って1000mの峠を越えていく人もたくさんいます。

他ですと、一般的にはヨット、カヌー、パラグライダー、あたりでしょうか。私はひたすらサイクリング&歩く派なのでそれ以外自分では全然やったことないのですけど、よく見かけますし、結構な数の村の観光サイトにリストアップされているくらいなので、そう珍しいものではないでしょう。ただもちろん7月以降、夏休みのコースが多いと思いますので、6月の特に平日ですと、どれくらい使えるか分かりません。あとドイツ語以外の対応は私は存じません。ありさえすればどこも空いていると思います。

幾つか(観光ガイドコース以上に)ケイビングが出来るところもありますが、さすがにオーストリア人以外が来るとも思えないので、ドイツ語が分かれば…ではないでしょうか…。

他所ですが、Grazの街自体は2泊して見るほどの見所はないと思います。ただし車(か場所によっては自転車)があれば南/東Steiermarkの田舎も楽しいですね。ワイン畑は勿論、野外博物館とか魔女狩りのお城とか、その他ローカルな割にそれなりに面白い観光地はありますので、そちらへ出るのであれば2日は十分埋まります。ゆるい山・丘の続くところですから、あまりアルペンな雰囲気は望めませんが。

イタリア・スイスなどはドロミテをひとっ走りとかヴェネチア、ミラノとか、エンガディン辺りまで程度でしたら2日でもまあ回れますが、結婚式後ということであれば、まああまり遠出して無理なさることもないのではと、私は思いますが…。

ご参考までにどうぞ。

P.S. オーストリアの「海」はノイジードラー湖です。

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1件のコメント

  • 07/05/06 18:13

    ありがとうございます!

    アドバイス色々ありがとうございます。
    ハイキングにはちょっと早いようですね。
    サイクリング楽しそうですね~。

    パラグライダーは去年ノイシュヴァンシュタイン城の上空を
    飛んでいるのを見ていいなぁって思っていましたが
    経験者じゃないと難しそうですね。
    ドイツ語の説明じゃわからないし…

    イタリアで一番行きたい所がドロミテなんです。
    ひとっ走りかぁ…魅力的ですね。峠とかないのかしら?

    夏前に湖で泳いでいる人がいるのは驚きですね。
    欧米人は水温低くても大丈夫ですからね。

    参考にします。ありがとうございました。

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    07/05/06 20:17

    ドロミテなど

    5,6月あたりはほんとサイクリングにいい季節で、バリバリ走る人から家族でほんの近所までの人まで、週末の街周辺などは自転車だらけです。街の中心からでも30分も走れば即ド田舎ですから、お手軽に楽しめます。もし本当に楽しまれるのでしたら本屋に行けばサイクリングマップ本を売っています。本当にたくさんコースがあってびっくりでした。標識もしっかりついてますしね。

    パラグライダーは初心者観光用にタンデムで乗る…というか操縦はインストラクタ任せで本人は乗ってる(掴まってる?)だけ…というのがあるとか…? 多分気分いいのでしょうね…。確かにあらかじめ観光局かなんかに問い合わせておくと、手配も楽かもしれませんね。

    中欧は25度越えればもうすっかり真夏感覚ですし、内陸ゆえ6月も7月も暑い日は変わらない勢いで暑いですから、ちょっと泳ぎたい気持ちは分からなくもないです。それにぱっと見、泳いでいる時間以上に湖畔で遊んでいる時間の方がよほど長い人が多いのでは…。

    で、ドロミテですが、峠でしたらたくさんありますよ。メジャーどころでしたらやはり西部のセッラ山群一周コースではないでしょうか。ポルドイヨッホ2242mやセッラヨッホ2240mあたり有名ですよね…多分。または東部でドライツィンネン経由のミスリナ湖、コルティナダンペッツォ方面もぐるっと回れますね。やや長くなりますが、もちろんまるまる横断することも。全体的にハイキングコースの標高が高いので、ホンキで歩くとなるとまだ残雪が気になりますが、いずれもドライブプラス軽い散策で景色は十分堪能できると思います。どちらも素晴らしかったです…。
    ここも夏シーズンは6月中旬~下旬スタートで、8月がハイシーズンですので、滞在型中心の西部でも比較的宿は取りやすいのでは。また、InnsbruckからでもBrenner越えで入口のSt. Ulrichまで、列車とバスで3時間程度ですので、車なら2時間ちょいでは。軽く回ってくるだけなら日帰りも十分できます…もったいないですけど…。

    いずれにせよ天気さえよければ、何をしても十分楽しめると思います。ドイツアルプスとドロミテでは天気が違うこともよくありますから、お出かけプランのリストだけ作っておいて様子を見ながらよさそうなほうに日帰りでいくというのも一つの手ではあるかと思います。もちろん地元でうまくアクティビティに参加できて、それがより楽しそうであれば留まるというのも選択肢です。

    …毎度長々すみません。