ヴュルツブルク短時間観光コース

ロマンチック街道のガイドブックはミュンヘンの(中央駅、市庁舎内)ツーリストインフォメーション、ホーエンシュヴァンガウのお土産やさん、フュッセン駅構内の書店などにおいてあると思います。私は12日前ネルトリンゲンの書店で買いました。


>途中下車して、数時間でも可能ですか?

ヴュルツブルクのことでしたら、徒歩で2~3時間でも見ることができます。まずは駅構内のインフォメーション(雑誌売り場の隣)で日本語の地図付き市内観光案内をもらってください。その中の鳥瞰図には順路の道が赤く塗られています。下の(数字)はその案内図の番号。

中央駅前をまっすぐ1.2km徒歩→世界遺産のレジデンス(7)場内2階に上がったところで10~15分待つとツアーが始ります。城内見学約1時間。
城の右にホーフ教会、その隣に庭園の門があります。両方で15~30分。

レジデンス前の信号を渡って5分歩くとキリアン大聖堂(8)があります。見学15分。ドイツで4番目に大きいロマネスクの教会で、ここのルドルフ、フォン,シェーンベルグ領主司教の墓碑はリーメンシュナイダーの作品でもっとも有名ですが、建物奥はとても色合いや像が明るく、他の教会にはない雰囲気です。

大聖堂正面入り口を出て、目の前の通りをまっすぐ行った右に市庁舎(14)、目の前にアルテ橋(15)があります。
アルテ橋の上から、マリエンベルク要塞(17)、ケペレ(19)、右の川岸にアルテクラーン(13)、前の山の上にシュタインブルク(古城ホテル)とシュタインのドイツ最古で最高のぶどう畑が見渡せます。
アルテ橋の聖人の像の中にはヨーゼフと子供のイエズスが並んでいる像もあります。

橋から市庁舎に戻り、その右脇を入るとマルクトプラッツに出ます。
聖マリア礼拝堂(12)(リーメンシュナイダー作の像が教会を囲んでいます。)その礼拝堂の広場の裏の門のレリーフは「受胎告知」で赤子のキリストが、マリアのお下げ髪を滑り台にして滑って来る絵が彫られています。一番有名なのは広場側入り口上のアダムとイヴ像です。

その教会の隣はファルケンハウス(11)です。

広場を市電の通りに出ると、右にノイミュンスター教会(9)が見えます。外見も美しいですが、中の天井画も美しいです。また、リーメンシュナイダー作のマドンナと幼子の像もあります。
この教会の裏には森鴎外も訪れたフォゲルヴァイデ(中世の吟遊詩人)の墓もあります。

市電の通りを北方向に進むと突き当たりがユリオスシュピタール(4)(病院とワイン製造蔵)で、そこの真ん中の門を抜けて中庭の泉と入ってきた門のある建物を見てください。
建物2階からは病院になっています.また,1階は病院施設と左側はレストランです。地下はワインの樽蔵になっています。
門を背にして、泉を左手に、右方向の出口(ピンク色の建物後ろ)を抜けて、路地を左方向に抜けると中央駅の前のカイザーシュトラーセ(左に花屋、右にUnited Colors of Benetton)に出て来ます。

マリエンベルク要塞とケペレを抜いた、主な見ものは、2~3時間あれば十分徒歩で見られます。レジデンスの中を歩きを加えても4kmくらいの距離です。

ヴュルツブルクはシーボルトの生まれた町です。
また、レントゲンがレントゲン線を発見したところでも有名です。
バイエルン州で唯一、地ワイン、地ビールが美味しい所です。

もし、ご興味とお時間がありましたら、是非寄ってみてください。


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1件のコメント

  • ムーミンママ様の予定では・・

    コンニチハ、伊豆です。

    多分その後17:00位の列車でフランクフルトへ移動。乗り換えてリューデスハイムとなるかと思うのですが(19:30頃着)
    この時間帯の列車が観光シーズン、混み合いまして恐れ入ってしまうのです。
    是非、観光案内所に寄られた時に座席の指定を取ってもらった方が宜しいかと存じます。

    実際、同じようなコースを歩いたことがありますが
    2~3時間ではチョット厳しかったです。(私と友人の足では)
    一度目はレジデンツ/宮廷教会見学と駅の往復だけで3時間かかりました。
    2度目はレジデンツをすっ飛ばして周りましたが矢張り3時間(駅から要塞までタクシー利用)。

    (以下、少々トピずれッて言うか私的感想)
    ヴュルツブルクで一番の見所は『レジデンツ大階段の間の屋根(天井)』だと私は思っているのです。
    街の中で数少ない『戦前から残っている物』の一つだし・・
    コレが有るから『世界遺産』なのでは?と思っています。
    街の殆どがローテンブルク同様『修復(復元)もしくは再建』だったかと記憶しています。
    ディンケルスビュールやローテンブルクなんかは『街の存在自体』が『中世からの贈り物』
    今般流行の言い方をすると『中世の宝石箱(もしくは幕の内弁当)やン~~』って感じだと思うのです。
    ヴュルツブルクは『都会』の香りがするというか・・・何となく近代的なので『見る所』は確かに多いのですが
    『ロマンティック街道沿いの街』と考えた時にもう一つ『パンチ』に欠けるんですよね。

    トピ主さん・ムーミンママ様すみません。
    コレはあくまで私の個人的な趣味に基づいています。
    どちらにしてもヴュルツブルクは『乗り換え必至』の駅なので
    移動休憩と散歩をかねて気分・天気・時間に合わせて幾つか見て周られるのは良いことだと存じます。(荷物はコインロッカーへ)
    その場合『レジデンツ/宮廷教会』と『要塞からの眺め』は押さえておいた方が後悔が少ないかと思われます。

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    座席指定

    ローテンブルグ→リューデスハイムのDBのHPで見ると、(*伊豆)様のおっしゃるように、予約をお勧め!とありました。
    私だけなら、どうにかなるのですが、移動の列車内では座らせてあげないと・・・(母を)体がもたないだろうなぁと。
    朝の早い時間に起きるのは、任せているので?!大丈夫かと。

    そー云った事も考えて、アドバイスいただいたルートは考えたいと思います。

    本当に、いろいろありがとうございます。
    スケジュールにたくさんのアドバイスのポイントをちゃんと記載して行きます。

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