07/04/22 17:38

歴史的に見ると

>ベルリンに直行便が行かないのは、直行便を作るほど旅客が集まらないからだと思います。

現時点の状況で言うと、それで間違っていないと思います。

かってはフランクフルトだけではなく、デュッセルドルフにも直行便が飛んでいました(これは大阪(伊丹)-成田-デュッセルドルフと飛ぶので非常に便利だった)が日本人ビジネスマンの利用が多いはずのこの便ですらいつの間にかなくなってしまいました。いまあるミュンヒェン直行便も成田だけなく関西空港からも飛んでいたのに、これもすぐに廃止になりました。あれば便利なのにと思うのですが、実際は路線を維持するほどの需要がないのでしょう。

ただベルリンに直行便がないのは歴史的に見ると別の理由があります。90年に東西ベルリン、東西ドイツが統一するまで、ベルリン(DDRが自国の首都と主張していた東ベルリンも国際法上はこれに含まれる)は戦勝4ヶ国の占領下にあったため、(西)ベルリンに飛べる飛行機は西側戦勝国の連合王国、フランス、合衆国の航空会社だけで、特にドイツのルフトハンザは飛行を許されなかったのです。いまはルフトハンザはもちろん英仏米以外の国の航空会社も乗り入れていますので、これはもう完全に過去の話ですが、その影響がいまに残っているのかもしれません。

話は変わりますが、
>クワークのシュトゥルーデルがあります。

ドイツ語のrはよく「ア」のように母音化しますが、これは「標準語」では長母音の後にあるrの場合で、Quarkのaは短母音ですので、クヴァルクとなります。とは言え、方言差異の大きいドイツのことですから、あるいはお住まいの地域ではこの場合もrの母音化が生じるのかもしれません。

* er「彼」エア、wir「私たち」ヴィア、werden「~になる」ヴェアデン
しかし
merken「気づく」メルケン、wird「(彼、彼女、それ・・・は)~になる(werdenの三人称単数形)」ヴィルト、arm「貧乏な」アルム...など

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