07/04/17 07:41

たたき売り路線では?

まさに不平等条約ですね。

成田の時間帯と、機体を遊ばせないことが最大の理由で、アジア路線で儲けようという気がもともとなかったような印象を持っています。日本以外に飛来するエアラインも、「おまけ」路線では完全な手抜きですし。

ここで、良く質問にあるUAを含めた米系航空会社による、深夜バンコク着などは、アワード客か、「安ければそれでよい」とい客ばかりで占められ、有償でしかも正規料金客などは皆無ではないかと。さらに、香港はまだ夜が明けているから良いものの、バンコクに至っては夜明け前に空港に行かねばなりません。観光に使うと、「もっと居たい」と文句が出るし、金を払ってまで、仕事には使えない訳で、結局、「空気を運ぶよりまし」の路線となるのでは?たまに、夜しか空港に行けない場合もありますが、「周囲はほとんどただ同然なのに、金を払ってまで」という気がして、米系に乗ることはなくなってしまいます。

米国の「破産」は日本的感覚とは随分異なりますが、ほとんどが赤字状態で飛んでいる訳で、今後エアラインの再編を含め、激動はあると思います。まずは第一歩というところでは。

yoshi55さんが指摘されているように、関西からのエアライン撤退の原因のひとつに、「ビジネス需要」があります。価格にシビアーな土地柄なのか、ほとんど団体だけで占められ、ビジネス客が確保できない。このため、日系も平気でオンボロ機体でアジア路線を飛ばしていたりしました。

米国は航空会社の乱立で、生き残れるのは数社と言われています。LCCにも陰りが見えており、メジャーキャリアー同等か、それ以上の収益を上げている、欧州のそれとは随分異なります。日本にも相当危ないエアラインもあることだし、今後どうなるのでしょうかね。

  • いいね! 0
  • コメント 0件

0件のコメント