有効期限はなさそう

こんにちは

パリ市交通局 RATP のサイト　http://www.ratp.fr/　によると、
カルトオランジュの販売のところに、
La carte est délivrée gratuitement lors de l'achat du premier coupon qui l'accompagne.
「カルトは、一緒に使うクーポン(切符のこと)を最初に買うときに、無料で渡します」
としか書いてないので、何回も使えると解釈して差し支えないでしょうね。
日本のガイドブックでは、そのことを、書いていると思います。

年数が経ったとき大丈夫かとの心配が、普通、日本人なら出てくるのですが、写真が古くなっても、例えば、運転免許証などの場合、何十年も元の写真のまま変えていない例を見たことがあるので、フランスは、それでいい国なんだろうと解釈しています。
(60歳を相当過ぎたあるフランス人の運転免許証を見せてもらったことがありますが、20歳代の時の写真のままでした。その人は、自分が変えたいと思ったら写真を変える申請をすればいいけど、変えたくない場合は、変える義務はない、と言っていました。)

フランス人は、日本と違って、国家発行の身分証明書を常に携帯するのが義務づけられているので、何かあると、係員はすぐこれを見せるように要求するようです。
身分証明書の方は、何年かおきに写真を変えるのかどうか、聞き漏らしたのですが、その人のはあまり古くなかったので、そのときは納得していました。

たぶん、検札の時に怪しいと思ったら、係員は、身分証明書を見せるように言うのでしょうね。
(けっこう、電車でなくても身分証明書を見せている場面を目撃します。)

日本人は、パスポートがこれに当たりますが、何かの時のためにパスポートのコピーを携帯するぐらいでしょうね。