北イタリア中心

チューリッヒからイタリアにどのような方法で行くかによっても違うと思います。ミラノ発の21:40ならばアリタリア/JALの成田便なので、そのまま帰国ですよね。また、何に興味があるかによっても異なります。北イタリアは平野に富み、農産物が取れるので、食を中心にするのであれば、美食の街に富んでいる北イタリアは楽しいでしょう。また、商業が盛んで豊かな都市が多いため、買い物にも適しています。

まず、チューリッヒからイタリアへはミラノならば4時間程度で、アルプス越えも体験できるため、陸路が適しています。早く出れば、ミラノでの昼食には間に合います。そこで、ミラノ中心の北イタリアをまず考えましょう。ミラノのあるロンバルディア州にトリノを中心としたピアモンテ州、もしくはヴェネチアを中心としたヴェネト州、あるいはボローニャのあるエミリアロマーナ。最終日前日か、初日はミラノ泊となるので、その時にミラノを散策すれば良い。

あまり欲張らず、プラス一都市を中心にして、時間が許せば周辺の都市を廻るのが良いと思います。

距離的に近く、LCCも飛んでいないため、片道利用の国際線はとても高くなります。金に糸目を付けないのならば、チューリッヒからローマやヴェネチアまで空路で行くことは可能です。あと少しは安くなるのが、ミラノのリナーテから空路でローマに飛ぶこと。しかし、これは鉄道利用と時間的に大差ありません。ですから、短い時間を敢えて中部イタリアまで下る必要はないと思います。最終日がミラノマルペンサがネックとなり、その日に空路で繋げるのは危険、さらに陸路だと、ほとんど移動で終わるような気がするからです。スケジュールに追われる旅ならば、中部イタリア制覇も可能ですが、敢えてすることもないと思います。ただし、ノーマル料金で、チューリッヒ-ローマーミラノと廻る覚悟があれば別です。