クリムト作品所在他(アデーレの肖像画はNYに)

こんにちは。
美術館情報については、図書館で新しい本をチェックされるのは如何でしょうか。改装もあるし、開館曜日・時間・料金など変わります。

近ごろは、ウェブ上で更新の早いサイトが多いので、現地美術館公式サイト、更新の新しいウィーン観光局情報、ウィキペディアなど読むほうがよいのでは。

たとえば 主なクリムト作品と所蔵先は、ウィキペディアでざっと確認できます。クリムトに関しては、ドイツ語版が情報多く細かい。
de.wikipedia.org/wiki/Gustav_Klimt#Werke


アルベルティーナ館は新装オープンしたのが3年ほど前だったはずなので、
改装中は掲載しないガイドブックもあるでしょう。


レオポルト美術館サイトwww.leopoldmuseum.orgには、
>Das LEOPOLD MUSEUM verfugt mit 44 Gemalden in Ol und rund 180 Blattern uber die weltweit bedeutendste Sammlung an Werken von Egon Schiele.
(レオポルト美術館は、エゴンシーレ作品の油彩画を44、グアッシュ画を180所有しています。世界で最大の所有数です。)

また、クリムトのTod und Lebenは常設展展示、ほか何点か所蔵していると。Tod und Lebenはヴァーチャルツアーで確認できますよ。
 
Ein Morgen am TeicheとAtterseeをレオポルト美術館で所有の旨、ウィーン観光局サイトにあります。
4年ほど前ですが、レオポルト美術館で、クリムトは数点見た記憶があるし、美術館サイトにもAtterseeの画像がアップされています。なので普段はこの2作品も常設展示されているのでは。


ベルヴェデーレ美術館サイトには、クリムト所蔵世界最大点数と。
>Das Belvedere besitzt weltweit die groste Sammlung von Gemalden Gustav Klimts.
www.belvedere.at/jart/prj3/belvedere/main.jart?rel=de&reserve-mode=active&content-id=1169655781728#m



クリムトの女性肖像画で、モデル女性の遺族に返還されたのは、「アデーレ・ブロッホバウアーの肖像」だと思いますが、

遺族であるマリア・アルトマンさんに所有権が戻ってから、売却され、現在はNYのノイエ・ガレリーにあります。
www.neuegalerie.org/    (コレクション参照)
de.wikipedia.org/wiki/Adele_Bloch-Bauer_I

Parisに特別展開催時のみオープンする巨大なギャラリーがあり、「ウィーン4大家展 ココシュカ、モゼール、クリムト、シーレ」と
題し世界中からこの4画家の作品をごっそり集めた展覧会が、一昨年秋に開催され、見にゆきましたが、クリムト・シーレ在ウィーン各美術館所有作品の、所有に大きな変化はないように思いました。(他国個人所有のものも展示)

このように大きな特別展があれば、よそに貸し出されていることもあります。なので、目当てがあるならチェックしてからのほうが。

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