私もアメリカ在住です

ボルドーさんの書いている事は、書き方がちょっぴりきつい感じもしますが、アメリカに移住して暮らしている私にはだいたい普通のことです。
ただ、「レストランに行って給仕をしてもらえばチップは必ず平均16~18%程度置かなければいけないもの!」と言い切ってしまうと、それもまたどうかと思うのですが。(でもそう書いてしまうボルドーさんの気持ちもよくわかります)
私の職場のアメリカ人はだいたい「I do tip, but it's not "MUST."」と言います。

チップの上乗せについては、大勢のグループでは、チップの額が大きくなり(たとえばチップだけで100ドルとか)お客さんによっては「100ドルもチップに出すなんてちょっと大すぎる。60ドルでいいよね」というふうに感じてそういうチップの置き方をする人もたまにいるようなので、従業員を守る意味でも上乗せしているところはよくあります。でもレシートをみればわかる事なので、手間が省けたくらいにしか思わないですね。20%以上とかのせられてる日にはおこりますが、だいたいは良心的な15%~18%ってところでしょう。貰ったレシートの額にすぐに15から20%足してしまおうとするから、二重に取られたと思って腹がたつのかもしれませんね。(私も何度か2重に払って悔しい思いをしたことがあります)

ボルドーさんも書かれている通り、ウエイトレスの時給は2ドルとかなので、チップをちゃんと貰えないと生活にかかわってきますので、よほどのひどい事がない限りは私も15%~18%くらいはおいてます。ウエイターがバスボーイにいくらかのパーセンテージをあげるレストランもありますし。本気で嫌な思いをした時は本当に小銭だけおいてきたこともありますが。
「大勢だとさきに計算されてることもある」というのを知っておくだけでも腹もたたないのではないでしょうか。そういうレストランがいやなら、porqueさんがいうように選択権を行使していかなければいいことですし。(外にあるメニューにも、小さい文字で「6人以上のグループには18%加算します」とか書いてあったりするのでわかるはず) それにレストラン側としても、そう書いてあるのに勝手に上乗せしたと勘違いして払わないお客さんは欲しくないでしょうし。

それにしてもチップに関しては当のアメリカ人たちでさえ議論が分かれたりするので、ホントに難しいなと思います。私の夫には兄弟姉妹が4人いるのですが、彼らの間でもチップの基準とか%とか違ってます。バフェの時は少し少なくてもいいとか、良い席にしてくれたからその分10ドルのせようとか。。。
なので、チップを身近にして育ってきていない私たち日本人にはなかな受け入れられないことがあったり難しかったりするんだと思います。

チップのある国でずっと過ごしてても、スマートにチップを置けるようになりたいと思ったり、チップなんてなければいいのにと思ったり、感謝の気持ちをチップで表せられるのは便利だわと思ったり、毎日いろいろ考えが変わります(笑)

最終的にはサービスや料理の味やいろいろなことで本人が決めるものですが、背景にあるウエィトレスの賃金や生活(ウェイターを職業として家族を養っているひともたくさんいる)のこともちょっと頭にいれておいていただけたらいいんじゃないかなーと私は思います。

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1件のコメント

  • 07/04/10 01:09

    Re: 私もアメリカ在住です

    私は一時ハワイで飲食店を共同経営していたので
    アメリカのチップに関しては、単なるツーリストよりは
    理解しているつもりです。
    その上での書き込み。
    ウエイター、ウエイトレスにとって
    お店に出るというのは、チャンスをもらえているということ。
    そのチャンスを活かそうとせずに
    店に貢献せず、自分の信用も築けない
    上昇できないやつらが9割。
    残りの、1割(割合は正確ではないが)は
    自分が与えられたチャンスを活かして
    お客さまと懇意になり、別の店に引き抜かれた奴、
    自分の店に出資してもらったやつらがいた。

    同じチャンスをあたえられたにもかかわらず
    そのチャンスをつかもうとせずに
    あぐらをかいて、権利だけ主張する奴らは、クズ。

    特にハワイなんか店の従業員におけるロコの割合まで指定され
    そんなぬるま湯につかったような奴らを使わなきゃいけない上に
    挨拶できない、サービスできないプロ意識がない奴を
    かばっても、結局、本人のためにならない。

    見せかけだけの親切で、結局奴らを
    ドン底においこんでいるあんたらにも、問題がある。

    どんな世界でも、お金を得るには
    それ相当の努力が要るんですよ。
    努力は労働とは違う。
    労働はするけど努力を忘れているから
    いつまでたっても、底辺で愚痴っているだけの人生になる。

    そんな奴らに、手をだしのべても
    まったく意味がないことを、散々経験した。

    誰にでもチャンスがある。これがアメリカの平等。
    しかしチャンスを物に出来る奴と
    チャンスということに気づこうとしない奴がいる。
    これが、自由競争というもの。

    日本だって同じだよ。

    クズになりたくなけりゃ、最低限努力すること。
    その気になれば、チャンスはいくらでも巡ってくる。

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    あんたらにも問題があるといわれても困りますが…

    「別に見せかけだけの親切で、結局奴らをドン底においこんでいる」つもりはないんですが、そういう風に感じられるのはどうしてですかー?どん底というのも、ちょっと見下しているような。。。ウェイターみんなのことを言っているわけじゃないですよね??3000万くらいの家なら余裕で買えちゃうウェイターさんとかもいますもんね。(家族に銀行の融資部門で働いている人がいて、地域によるだいたいの職業と年収とか、みることができます。)

    私は普段いくレストランで、満足のいかないサービスを受ける事は滅多にないので、いつも感謝の気持ちとしてチップを置いています。お情けで置く事はないですよ。1セントたりともいい加減な人の為に無駄にしたくないですし(笑)

    ウェイトレスの生活のこととかを書いたのは、グループで飲食をして満足いく時間を過ごしたのに、チップの代金が見た目に大きいからという理由だけで、少なくしてしまう人たちのことを念頭に置いて書いたので、基本的にはだめなサービスにはそれなりのチップだと私も思っています。なので、問題があるといわれるのは心外なのですが、どうして私に問題があるのでしょうか。。。。

    やる気のない人はいつまでたっても上にあがれない。「挨拶できない、サービスできないプロ意識がない奴をかばっても、結局、本人のためにならない。」porqueさんのおっしゃることはもっともだし、全面的に賛成です。アメリカはその辺日本よりかなりシビアだと思うし、自分もこっちで通用するディグリーをとってやりがいがあり、収入にも納得のいく仕事につくまでに、ちゃんと努力しましたもん。努力すればそれなりにチャンスも巡ってくると思うし。

    でも、本当に9割もの人がそんなあまちゃんだったんですか??もっといい人材は探せなかったのでしょうか。良いレストランには、ウェイターになる為の空き待ちリストまでありますよね??ハワイだと人材確保は難しいのかな。。。「店の従業員におけるロコの割合まで指定され」たりとか、本土とは違ういろんなルールがあるので、みんなぬるま湯につかっちゃうってことなのかな。そんな人ばかりだったのなら、大変でしたね。あんなふうに書きたくなる気持ち、お察しします。

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