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チップの常識・非常識

公開日 : 2007年04月09日
最終更新 :

レストランに行った場合チップはどのくらい置いたらいいの?サービスが悪かったら置かなくてもいいの?
日本にはチップという制度がほとんどないため未だにチップのことをわかっていない方、勘違いされている方が多いようですね
過去のレスなどを見てもあまりにもひどいので一度カキコさせていただきます。
簡単に言うと「レストランに行って給仕をしてもらえばチップは必ず平均16~18%程度置かなければいけないもの!」なのです。これがアメリカの常識です。
多少サービスが悪い、料理がまずい・・・このような理由でチップをほとんど置かない方もいらっしゃるようですが、これはとんでもないことです。
日本にはチップがありませんので理解しにくいかもしれませんが、日本でも払っていないわけではなくチップにあたるサービス料はすでに料理の料金に上乗せされていて請求され有無を言わさず支払わされているわけです。たとえサービスが良くなくても料理がまずくてもです。そしてその分が店から従業員などに給料として支給されます。
しかしアメリカではこのサービス料が料理の料金にはほとんど含まれていません。そう理解してください。
従ってほとんどの店はウェイトスタッフには法律で定められた最低賃金しか支給しません。それは税引き後の手取りだと時間あたり100円にも満たない金額になることもしばしばです。
ですからテーブルでメニューやお茶などをもらい、オーダーを取って料理を運んでもらい終わったらかたずけて請求書を持っきてもらう・・・18%程度のチップはこの作業に対して支払わなければいけない義務のようなものです。決して心づけなどでは無く払わなければいけないものです。
よほどサービスが悪いようだったら多少減らすのもいいでしょう。しかし減らすだけではただのけちです。逆に愛想が良くてサービスが良かったら20~25%置いてください。アメリカ人はそうしています。

この書き込みを見て異論がある方はきっと多いと思いますが、そういう皆さんはチップというものを思い違いをされているという事をどうぞ理解してください。これがアメリカでの常識です。そしてあまりにも非常識な方が多いので、困り果てたすえ店はチップを上乗せして請求する場合があるわけです。
また6~8名以上のグループの場合、金額が多くなる為チップが上乗せされていることはよくあります。通常はメニューに小さく書いてあるはずですがこれも普通のことです。
以前過去レスに11名で行ってチップが上乗せされていたとありましたが、これは当然のことです。郷に入れば郷に従えです。チップを払いたくない方はどうぞファーストフードを利用してください。

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15件のコメント

  • 今ではチップが当たり前になりましたが。。。

    とってもおもしろいディスカッションですね。

    初めてサンタモニカに行った時の事です。日本の短大のクラスメートと2人と旅行で来たのですが、現地の友人(アメリカ人)と3人でレストランへ。食べ終わって、皆が外に出た後にウェイトレスがお店からあわてて出てきて「チップを忘れていませんか?」と。アメリカ人の友人は私達と話しててうっかりしたようですが、私達はびっくり。チップは要求するようなものなのか。。。?チップ制度に関しては聞いたことがある程度だったと思います。それからは忘れることはありませんでした。

    15年カリフォルニアに住んでいるので、もちろんチップは当たり前になっています。先日、日本に行ってきたのですが、チップを考えなくて良いのは楽ですね。でも、そこら辺のレストラン(カフェ、居酒屋など)では呼ばないと注文を取りにこないというのにはなれることが出来ませんでした。ボタンが置いてあるところもいっぱいありました。

    何が当たり前なのか。日本に住んでいる人にとって当たり前なことが、自分にとっては妙に感じました。だから逆に日本人がアメリカに来て?になることがあるのも当たり前ですね。文化の違いが見えると面白いものです。

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    英国人は

    本当に楽しいトピックでしたねじゃなくて、まだまだ続くのでしょうけれども。

    又々、関係がないかもしれませんが。

    ロンドンのさる有名なレストラン・オーナーのお店では、ワインにもサービス・チャージがつきます。しかも、そこでは、お札のみで支払うと、あとは自分たちへのティップだといわんばかりに絶対におつりを持ってきてくれません(合計が小額の場合)。素晴らしい店員教育!

    英国紳士は、あまりお金に細かいところを見せてはいけないと教育されてきたのでしょう、一緒にいた英国人男性は、ウェイターに文句も言わず、そのままに。

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  • 感想

     はじめまして、ドラコンと申します。

     文化人類学的観点から旅行に興味がある者として、やり取りを興味深く拝見しました。ぜひ、感想を申し上げたいので、書き込ませていただきます。
     
     まず、ボルドーさんの最初の書き込みですが、「書き方がかなりきつい」との印象をぬぐえません。もっとも、その後の書き込みを拝見しますと、「旅行者に良い旅行を楽しんでほしい」との思いを、強く感じました。

     海外在住の方、その経験がある方の中には、日本の習慣・価値観・考え方を真っ向から否定し、「外国の価値観こそ、正義」との言い方をされる方もいます。私は、そのような言い方をされると、例えその主張に理があっても共感できません。それどころか、強い嫌悪感しか残らない場合もあります。

     この件の場合、「最初から請求されるものではなく、後から置かなければならないもののため、日本人にはチップとは煩わしく、分かりづらく、ともすれば不条理で、詐欺的なもの、と映ると場合もあるかと存じますが、アメリカではこういう事情がありますので、何とぞご理解いただけないでしょうか」。このように、最初に日本の価値観を尊重されるか、せめて認められる姿勢を示されたほうが、より理解を得やすいのではないでしょうか。

     また、白幡洋三郎著『旅行のススメ 昭和が生んだ庶民の「新文化」』(中公新書)(現在でも入手できるかは保証できませんが、チップについて関心のある方は一読をお勧めします)の「第二章」の冒頭によると、日本でも大正時代まではチップ制だったが、この時代に(旅館での)チップ廃止運動が起き、チップという習慣はなくなったようです。

     前掲書を元に、チップがなくなった理由を私なりに推察してみました。
     
     1、旅行者にとってチップは、宿泊料以外にも払わなければならないもののため、割高感があり、ともすれ不条理なものと映ることがあった。また、いつ、だれに、いくら渡せばよいのかが分かりにくい。
     2、旅館にとっては、チップはもらえるどうか分からないし、もらえたとしてもその金額は客任せで、経営上不安定。
     3、チップがなくなれば、旅行者にとっては割高で不透明なものを払わずに済む。旅館側は、室料という形で収入を得ることができるので、経営が安定する。それで両者の利害が一致した。
     
     また、日本に初めて西洋式のホテルができたころ(明治時代?)はホテルでもチップ制だったが、ベルボーイやハウスキーパーのように客にじかに接する表方と、予約受付係や洗濯係のような裏方との間に、「(表方の給料はチップをもらえることを前提していたとしても)チップがもらえるのはずるい、(裏方は)ホテルから安定した給料をもらえてずるい」とのあつれきが招じために、チップをサービス料としてホテルが一括して受け取り、個々の従業員に配分した、それがサービス料の始まり、と聞いたことがあります。

     これについて、ご存じの方がいらっしゃれば、ご教示いただける幸いです。また、アメリカでもチップをもらえる職種と、もらえない職種の間に、このようなあつれきはあるのでしょうか。
     
     最後に、ガイドブック、旅行記などで、日本の習慣を否定し、外国の習慣に従わない日本人を、「悪いやつ」と攻撃する記述に接することがあります。これには賛成できません。外国の習慣に理解を求めるのであれば、日本の習慣も尊重し、せめて否定せず、その上で、外国の習慣と日本の習慣の共通点を、どんなささいなものでもいいから見つけ出し、それを説明するほうが、理解を求めやすいと存じます。
     

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    ドラゴンさん

    ドラゴンさん、
    ご感想ありがとうございました。私の表現が貧しいのでたいへん勉強になります。ただ私の考えもドラゴンさんと同じで、日本の習慣などを否定する気持ちも全くありませんし、本心はドラゴンさんがおっしゃるように「何とぞご理解いただけないでしょうか」という気持ちです。
    でも私はアメリカ側の立場で皆さんにお願いしているのではなく、あくまでも同じ日本人として提案していますので・・・

    今までチップに関するとても多くのトラブルを見聞きして非常に残念に思っています。そしてそのほとんどが悪意による物ではなく、単に解釈の相違によるものだと理解しています。もちろん私がこのようなトラブルをすべて無くすことなど出来ない事はわかっていますが、微力ながら少しでもトラブルを減らす事ができたらとトピックをたてることにしました。そしてこのトピックを立てるにあたって、できるだけ多くの方の意見を伺ったり、議論をしたかったので最初は意図的にあえてきつい言い方で書きました。もしやわらかい言い方で掲載しても、今回のようにたくさんの方のご意見や考え方を伺うことはできなかったと思うのです。当然ドラゴンさんのようなご意見や最初のporqueさんのような反発的な意見も予想していましたが、幸いたくさんの方にご理解いただく事ができたように感じ、このトピをたてて良かったと思っています。

  • 07/04/16 02:42

    カード払いの場合は?

    はじめまして、ボルドーさん。海外旅行に行く度にチップについて、悩むことが多々あります。
    そこで、いつも疑問に思いながら払っているのですが、カードで支払いした場合ですが、いつもは請求された金額の下の欄にチップ分を記入し、totalの欄に請求額+チップ分の金額を記入して精算してもらっているのですが、これで担当のウエイターorウエイトレスにチップが回るのだろうか?って疑問です。旅行中はあまり現金を持ち歩かない主義なので、たいていの支払いはカードです。チップといえど少ない現金をあまり使いたくないのでカード払いにしているのですが、チップは現金の方がいいのでしょうか?

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    Re: カード払いの場合は?

    nonaさん、こんにちは
    巷ではチップは心付けなど、いくつもの説が出回っているので、習慣のない日本人には悩みの種ですよね。私もヨーロッパなど他の国の場合皆さんと同じように悩みますので、皆さんのお気持ちよくわかります。

    さて、ご質問にお答えします。カード会社はご存知の通りお客の払った金額から数%の手数料を取ることになります。これは一ヶ月分、一年分などになるとかなりの金額になりますので、単純に考えると店としてはお客の支払いはカードより現金の方がありがたい訳です。そしてお客が書いたチップの金額は店が立て替えて毎日ウェイトスタッフに現金で渡しているはずです。本当はチップにもカード会社の手数料がかかりますが、これは通常店が負担しています。ですからウェイトパーソンとしてはカードでも現金でも“何も変わらない”ということになります。ということで立場によって見解が変わるわけですが、現金を持ち歩きたくないという方の意向を考えるとチップもカードで払ってよいのではないでしょうか。私もカードで払っています。

    おわかりいただけましたか?他にも質問などありましたら何でもお尋ねください。

  • 酒手ではない・・・駕籠担ぎ代なんだと・・

    ボルドーさん  お世話様です。

    米国のウェイト・スタッフへのチップは彼等のサービス(仕事)に対する主要な報酬であり 酒手・・・古い言い方ですみませんが 概念をはっきりさせるためには 一番はっきりするので・・?、では違う・・ということですね。

    昔 パリの有名カフェのウエイターは お店からテーブルの権利を買って(借りて) チップを全部自分の収入としていたと聞いたことがありますが・・(今ではこのシステムはほとんど残っていないとか)。

    私たちの一般的なチップの理解は 心づけ・・・若い人(50代以降かも)には死語ですが、の延長上のもので あくまでプラスアルファー。

    レストランの請求書は 食べ物・飲み物・場所代・・だけ・・。

    理解できました。 

    生半可にわかっているつもりでも やっぱりそれぞれの国 それぞれの文化ですね。  

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    こんにちは、ぼうふらおじいさん

    ぼうふらおじいさん、ご投稿ありがとうございます
    ご理解いただき、たいへんうれしく思います

    アメリカの場合、心付けは“15%以上の部分”。そのように皆さんが考えていただければ、チップに関するトラブルはほとんど無くなり、この件でお互いがいやな思いをすることも無くなると思います。微力なからそのお手伝いが少しでもできればとこのトピを立てました。

    ありがとうございました

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  • 旅行者の方に簡単に説明します

    私の書き込みも含めレスがたいへん増えましたのでまとめさせていただきます。尚ここに挙げる数字などは私の個人的な意見からではなく、実際に何万、あるいはそれ以上のアメリカ人のレストラン利用者がどうしているかの統計を取ったものですので、これがいわゆる常識と考えていただいて間違いありません。

    * サービスが少し悪い~少し良い(普通)・・15~18%
    * とても良く、気分よく食事ができた・・・・18~25%以上
    * サービスが悪い・・・・・・・・・・・・・12~14%
    * 非常に悪く、とても気分を害した・・・・・ 0~10%
        また、この場合はできれば店主かマネージャーにはっきり何が悪かったかクレームもしたほうがいいと思います

    * 6~8名以上のグループの場合・・・・15~18%のサービス料を        チェックに加算されることがよくあるのでそれを支払う

    尚、よく日本人の間ではランチのほうをディナーより%を少なくするようなことが言われていますが、実際は単価の問題からランチの方が%が高い店が多いようです。ですからランチもディナーも同じでいいと思います。

    これが一般的なレストランでアメリカ人が払っているチップです。これ以下ですと常識から外れてしまうことになりますので気をつけた方がいいと思います。

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    ボルドーさんこんにちは

    大変、分かりやすくまとめられました、是非参考にします。

    一番よく分かったことは、多民族国家アメリカでの意思伝達は日本人の以心伝心、

    腹ずもり、根回しなど日本古来からあるよき(悪しき)習慣は一切通じないということですね。

    長らくアメリカでの生活が文面から感じられました。もちろん色々な外国人を使ってきた苦労もです。

    日本の心ずけと似て非なり、ティップは給料なり、ですね。

    失礼しました。

  • チップとティップ

    そうか わかったぞ!。

    CHIPのつもりだから 払うか 払わない・・・がたいした事ではない・・になるんだ。

    米国旅行では TIP ですね。 以後気をつけます。

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    あははは・・(^0^)

    さすが(ぼうふらおじいさん)様、出来ますな。

    ならば、とことん細かく行きましょう!

    CHIPもTIPも、「払う」という表現は存在しないと思います。

    正しくは、「置く」「渡す」「あげる」「与える」、他・・・・


    大統領

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  • 思いっきりトピずれですけど

    アイスティー、レモンティーは市民権があるのだから
    そろそろ 
    チップ → ティップ (表記も発音も)
    となってもいい頃ではないかと思いますが如何でしょう?

    こんな例はゴマンとあるし、そこを突っつくのなら
    別トピの方がいいのかもしれませんが
    皆さんTipに目が向いている間にと思って 

    "chip" chip というのは聞き苦しいものです。

    失礼しました。

    このトピは中身の濃いやり取りで
    近頃珍しく良かったです。 

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    07/04/13 20:45

    Re: 思いっきりトピずれですけど

    「ティップ」、いいですねえ。賛成です。

    しかし、「ヴ」表記はやめていただきたい。
    誰も日本語で「v」音ちゃんと発音してませんもん。

    さらにトピズレ申し訳ありません。

  • チップをなくす方向で、

    従業員の安定的な給料確保にはチップ制度をなくして雇用者がしかるべき賃金を払えば悩まなくても済みそうですね。

    (チップを期待している人にとって、渡す側の渡し忘れや少なすぎるとか問題が生じます。)


    私はチップ制度をなくする方に賛成です。


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    アメリカでチップをなくすと・・・

    チャーチルさん、こんにちは
    ご夫婦で世界中を旅してらっしゃるようでとてもうらやましく思います。
    本題ですが、もしアメリカでチップ制度を無くしてしまうとサービスの質がかなり落ちてしまうと思います。一般的にアメリカ人のサービス
    (客扱い)は最悪な場合が多いです。最近少しだけ良くなった気もしますが、買い物をしても「ありがとう」の一言もも言わない人も未だにたくさんいます。例えばマーケットのレジなどでどんなにお客さんが並んで待っていても、何も気にせず他の従業員としゃべりながらだらだらと仕事をしている風景もしょっちゅう見かけ、そのたびに日本人の私はとてもいやな思いをします。ファーストフードなどでもそういうことが多いですね。このようなことは地域によっても随分差がありますが・・・でも一般のレストランではチップ制のおかげでウェイトパーソンはとても一生懸命サービスをしようとします(もちろん例外もありますが)。途中で「いかがですか?」と声をかけたり、お客さんの「何が嫌いだから抜いて欲しい」などのようなわがままも聞いて応じてくれたりすることもよくあります。そしてお客さんは感謝の気持ちを込めてチップを置きます。
    チップがないと良いサービスができないのはもちろん良くないことですが、それは国民性なのでしょうから子供の時からの環境から変えないと治らないと思います。お各様へのサービス精神は日本が世界一良いんじゃないでしょうか。
    もしアメリカでチップを無くすとサービスの質が極端に落ちる可能性があると私は思いますが、いかかでしょうか?

  • 退会ユーザ @*******
    07/04/12 12:41

    ボルドーさん、楽しく議論を拝見しました。

    もう夜も更けたのでご覧になっていないと思いますが、まづは表現の自由、ひいては言論の自由が守られたことはよかったと思います。冒頭から削除すべきというような発言がありましたが、たとえ誇張、暴言、バズワード等があるにせよ意見を抹殺してしまうのはよくないと思います。昨年の暮れのことですが、私も似たようなチップの議論で、「日系人を冒涜している」とか決め付けられて、全て削除されてしまいました。シスオペからは何の連絡もありません。私の不徳の致すところと思い反省をして、ここは掲示板であって、嘗てニフティが設けていた会議室と別のものだと言い聞かせて、もうこういった議論には参加しないつもりでしたが、一言申し上げたくなりました。

    レストランも企業である限り、なにか悪いサービスとか、気に入らないことがあれば実名を挙げて書くことは一向に構わないと思います。企業は法人格である以上社会的責任から批判されるのは当然のことです。個人格については芸能人、政治家に限っては人格ないものとして扱われるのが通例と思います。この場で発言される方々はたとえ匿名、コードネームであっても人格のある個人です。異論はあっても誹謗する行為、中傷は名誉を毀損している可能性があります。

    さて、本題に移りますが、私は、OBJECTIONです。
    81年にアメリカに初めていったとき、田舎ものの私にアメリカ人の上司はチップについて教えてくれました。その人は12%でした。いつも電卓を出して計算していました。私もそれを真似ていたのですが、ある時から電卓の電源が太陽電池になり、面倒なので、というよりも飲んだときは暗算ができないので、15%にしています。18%というのはどうやって出されるのでしょうか? 私なら筆算しないと計算できません。15%を中心に多少のRATINGはしています。別の上司からは要らないといわれましたが、ファミレスのカウンタの場合は減らしています。でも、EAT at the BARの場合は、気分よく会話がはずんだようなときは15%以上にしています。バーテンダーに驚かれたことがあります。

    アメリカのチップは給仕してくれる人の保障であるということは、むかしからよく旅行関係者から聴きます。(時給1~2$で働いている人がいるとすれば驚きですが、)それはガイドブックとかマニュアル本に書かれていることだと思いますが、私の仕事関係のアメリカ人からはそのようなことを聞いたことがありません。ボルドーさんは旅行関係の関係者ではないですか? でなければ、冒頭に書かれていた情報ははじめにどこから入手されたものでしょうか? 隣の人のチェックを覗き見しているわけではないでしょう? 私はアメリカ人がチップのことで何かおーぴらに話していることは見かけません。個人個人の家庭のしつけとか慣習を守る方法で伝わっていることだと思っていますが、このBBSでよくチップのことが出てくるのには違和感があります。いづれにしてもチップはサービスに対して払うものとは思いたくありません。
    アメリカに住んだことはありませんが、81年に2ヶ月いてから毎年1~2回は仕事で訪米しています。たぶん累計では1年近くになると思いますが、チップの額があらかじめカードのスリップに書かれてきたのは3回あります。3/250X2=約0.6%です。全て店名も記憶していますが、ツーリストが入るようなレストランです。これはチップの習慣のない国からの旅行者がいるので仕方がないかもしれません。サービスチャージはないと思ってたらNJ州のバーで付いていました。あとで分かりました。なにかダブルチップしたような腹立たしい気分でした。アメリカのレストランもバーも暗いところが多いです。そのなかで、よくチェックを見ろといわれても老眼の私には見えません。

    最近といっても2年前ですが、20/30/40%とかチェックに計算例が書いてあったことがあります。これはなんだーろーと思ってウエイターに聞いたので、場所も店も記憶しています。一般的観光地とはいえないところですがバケーション客が多い場所です。もしこのようなTIP が常識になったら質素なアメリカ人は外食ができないのではないでしょうか? TIP でなくで BIGです。私の知っているアメリカ人は皆ケチです。こんな高額チップを置くとはとても考えられません。

    もう議論はこりごりですが、時間があったらご返事ください。ヨーロッパは簡単です。率はイギリス以外は関係ありません。切り上げとか、つり銭要らないよーでやっています。でもたまにはいい店だと15%ぐらいあげちゃいます。


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    サンフランさん

    サンフランさん、レスありがとうございます
    >81年にアメリカに初めていったとき、田舎ものの私にアメリカ人の上司はチップについて教えてくれました。その人は12%でした
    その当時のその地区では12%でよかったんだと思います。15~18%というのは今のハワイでの相場です。訪米経験の多いサンフランさんはご存知だと思いますが、チップの金額は地区によっても多少差があります。地方に比べ都市や観光地では多少高く考えられているようです。また80年代の15%程度というのも最近は少し上昇しているというのが実感です。またおっしゃるようにレストランの形態によってももちろん違いますね。
    >ボルドーさんは旅行関係の関係者ではないですか?
    私は旅行関係者ではなくそのものずばりレストランの経営者です。また仕事上数多くの他のレストランの関係者とも親しくしていただいているので現状などはかなりわかっていると思います。そして自分でも多くのレストランを客として利用していますので客の立場も理解しているつもりです。移住して20年ほどになりますが、その間の経験から数字などの具体例を言わせていただいています。
    >15%にしています。18%というのはどうやって出されるのでしょうか?
    15%でもいいと思いますよ。ただ、15%と表記すると今までと同じように10~15%と解釈される方がいるので15あるいは16~18%と書かせていただいています。15%以上はほんとに心付けですね。だから15%置けばいいと思います。私は18%にする時は15%+αで、20%以下という程度の計算です。正確に計算などしたことはありません。
    >20/30/40%とかチェックに計算例が書いてあったことがあります。
    これは驚きですね。そこの常識なのでしょうか。私も見た事がありません。

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  • 07/04/11 17:37

    興味深く拝見しました

    一連のやりとり、興味深く拝見しました。
    アメリカにおけるチップの位置づけ、よくわかりました。

    しかし、私はアメリカに行きたいとはこれっぽっちも思わない人間ですので、自分には関係ないな。
    もし万が一アメリカに行くことがあれば、このトピを思い出すようにします。

    また、このトピ、アメリカに行く方への注意喚起としてはいいトピと思いますが、アメリカだけが外国ではないし、アメリカの常識が世界の常識でもありません。

    願わくばチップなどというややこしいものが世界の常識となりませんように。

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    退会ユーザ @*******
    07/04/11 19:35

    同感

    アメリカに行きたくない理由の一つが、このチップの問題です。
    どうしてもっとすっきりした賃金体系にしないんでしょう。
    彼らは、これがグローバル・スタンダードだと思っているんでしょうか。

    ボストンやニューヨークには良い美術館があるので、本当はいつか見てみたいのですが。

  • レストランで料理がまずいと料金を支払わないのか?

    ボルドーさん、今晩は。
    米でのチップに関する認識についてほぼ同感です。

    米でのチップは2階建てで1階部分に相当する15%は仕事に対する報酬でそれ以上が2階でいわゆる「心付け」というふうに理解しています(大人数では18%程度ですが)

    したがって15%を削るという時にはある種の覚悟をもって
    ウェーターと対峙する必要があると思います。
    私が$1のチップを渡して対決したのは過去2回のみです。

    チップの増減は確かに個人の自由です。
    しかしながら15%部分を削る行為は例えてみれば
    料理が単にまずいと言って料金を100%支払わない行為と同一であると考えます。

    多くの日本人が常識をわきまえて
    狙われたように悪い席に案内されたり、チップ額を書き込むような下品な行為がなくなることを祈ります(自衛的行為なのかもしれませんが)









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    ありがとうございます

    ギャンブルさん、賛同してくださりうれしく思います。その上とてもわかりやすい表現で補足してくださってありがとうございます。ギャンブルさんのおっしゃるとうりだと思います。初めから旅行のガイドなどでそのように解説されていたらきっと今のような現状にはならなかったのでしょうね。やはり「郷に入れば郷に従え」ですよね。

    レストラン側としてもほんとはチップを請求書に書き込むことなどしたくはないはずです。というのも書き込んでしまうと心象を悪くする上、それ以上のチップをもらうチャンスを放棄してしまうことになるからです。今まであまりにチップという制度を正しく理解していない方が多かった為、従業員のためにやむなくそうしているのです。

    これからひとりでも多く、このシステムを正しく理解していただけたらと切望してこのトピックを立てました。それに伴い、サービスももっと良くなり皆様の旅がより楽しいものになることを祈ります。

  • サービスの質とチップの額は正比例(アメリカ)

    ウェイターをしているアメリカの友人に、チップの額を増やすコツ
    を聞いた事があります。

    ● 愛想というより、料理を的確に短く説明できる
    ● アメリカ的な笑顔は絶やさない
    ● お勧め料理は、高い方から勧めれば、チップの額は上がる
    ● 常に気を配る、会話を成り立たせる

    アメリカと日本のレストランのウェイターの違いは、料理を的確に
    表現出来るかどうか、ではないかな~?、と未だに思います。
    日本で日本語で説明してもらうと、専門的か説明できないか、どちらかです。

    表面的な愛想のよさでしたら、日本人の方が上ではないでしょうか?

    但し、一度New Orleansに行った折、Cajun訛りと東海岸早口で、
    双方通じず、伝票を受取って、「?印」になった事がありました。
    ろくに料理の説明も出来なかったのに、しっかり最低の15%乗せて
    ましたね。気分的には、チップ10%でした。

    日本人は、状況がわからないと、意味も無くニヤニヤ笑う癖があります。
    また、ツアーで行くと、何ら事前に調べる事もなく、出かける人が殆どです。
    増してや、アメリカだけに現存するチップの制度は、複雑です。

    未だに、「定冠詞・不定冠詞・無冠詞」と”チップ”に関しては、
    数十冊の本は軽く書かれても、不思議はない、と思います。
    こういう掲示板での論議が、近い将来、小冊子にでもなれば、
    いいですね。

    個人的には、州税 x 2 を四捨五入しちゃいますが、タクシーだけは
    速攻で計算しなおしするので、アメリカでタクシーから下りるのは、
    ストレスです。

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  • 私もアメリカ在住です

    ボルドーさんの書いている事は、書き方がちょっぴりきつい感じもしますが、アメリカに移住して暮らしている私にはだいたい普通のことです。
    ただ、「レストランに行って給仕をしてもらえばチップは必ず平均16~18%程度置かなければいけないもの!」と言い切ってしまうと、それもまたどうかと思うのですが。(でもそう書いてしまうボルドーさんの気持ちもよくわかります)
    私の職場のアメリカ人はだいたい「I do tip, but it's not "MUST."」と言います。

    チップの上乗せについては、大勢のグループでは、チップの額が大きくなり(たとえばチップだけで100ドルとか)お客さんによっては「100ドルもチップに出すなんてちょっと大すぎる。60ドルでいいよね」というふうに感じてそういうチップの置き方をする人もたまにいるようなので、従業員を守る意味でも上乗せしているところはよくあります。でもレシートをみればわかる事なので、手間が省けたくらいにしか思わないですね。20%以上とかのせられてる日にはおこりますが、だいたいは良心的な15%~18%ってところでしょう。貰ったレシートの額にすぐに15から20%足してしまおうとするから、二重に取られたと思って腹がたつのかもしれませんね。(私も何度か2重に払って悔しい思いをしたことがあります)

    ボルドーさんも書かれている通り、ウエイトレスの時給は2ドルとかなので、チップをちゃんと貰えないと生活にかかわってきますので、よほどのひどい事がない限りは私も15%~18%くらいはおいてます。ウエイターがバスボーイにいくらかのパーセンテージをあげるレストランもありますし。本気で嫌な思いをした時は本当に小銭だけおいてきたこともありますが。
    「大勢だとさきに計算されてることもある」というのを知っておくだけでも腹もたたないのではないでしょうか。そういうレストランがいやなら、porqueさんがいうように選択権を行使していかなければいいことですし。(外にあるメニューにも、小さい文字で「6人以上のグループには18%加算します」とか書いてあったりするのでわかるはず) それにレストラン側としても、そう書いてあるのに勝手に上乗せしたと勘違いして払わないお客さんは欲しくないでしょうし。

    それにしてもチップに関しては当のアメリカ人たちでさえ議論が分かれたりするので、ホントに難しいなと思います。私の夫には兄弟姉妹が4人いるのですが、彼らの間でもチップの基準とか%とか違ってます。バフェの時は少し少なくてもいいとか、良い席にしてくれたからその分10ドルのせようとか。。。
    なので、チップを身近にして育ってきていない私たち日本人にはなかな受け入れられないことがあったり難しかったりするんだと思います。

    チップのある国でずっと過ごしてても、スマートにチップを置けるようになりたいと思ったり、チップなんてなければいいのにと思ったり、感謝の気持ちをチップで表せられるのは便利だわと思ったり、毎日いろいろ考えが変わります(笑)

    最終的にはサービスや料理の味やいろいろなことで本人が決めるものですが、背景にあるウエィトレスの賃金や生活(ウェイターを職業として家族を養っているひともたくさんいる)のこともちょっと頭にいれておいていただけたらいいんじゃないかなーと私は思います。

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    07/04/10 01:09

    Re: 私もアメリカ在住です

    私は一時ハワイで飲食店を共同経営していたので
    アメリカのチップに関しては、単なるツーリストよりは
    理解しているつもりです。
    その上での書き込み。
    ウエイター、ウエイトレスにとって
    お店に出るというのは、チャンスをもらえているということ。
    そのチャンスを活かそうとせずに
    店に貢献せず、自分の信用も築けない
    上昇できないやつらが9割。
    残りの、1割(割合は正確ではないが)は
    自分が与えられたチャンスを活かして
    お客さまと懇意になり、別の店に引き抜かれた奴、
    自分の店に出資してもらったやつらがいた。

    同じチャンスをあたえられたにもかかわらず
    そのチャンスをつかもうとせずに
    あぐらをかいて、権利だけ主張する奴らは、クズ。

    特にハワイなんか店の従業員におけるロコの割合まで指定され
    そんなぬるま湯につかったような奴らを使わなきゃいけない上に
    挨拶できない、サービスできないプロ意識がない奴を
    かばっても、結局、本人のためにならない。

    見せかけだけの親切で、結局奴らを
    ドン底においこんでいるあんたらにも、問題がある。

    どんな世界でも、お金を得るには
    それ相当の努力が要るんですよ。
    努力は労働とは違う。
    労働はするけど努力を忘れているから
    いつまでたっても、底辺で愚痴っているだけの人生になる。

    そんな奴らに、手をだしのべても
    まったく意味がないことを、散々経験した。

    誰にでもチャンスがある。これがアメリカの平等。
    しかしチャンスを物に出来る奴と
    チャンスということに気づこうとしない奴がいる。
    これが、自由競争というもの。

    日本だって同じだよ。

    クズになりたくなけりゃ、最低限努力すること。
    その気になれば、チャンスはいくらでも巡ってくる。

  • 07/04/09 19:55

    どこの店に入ろうが入る奴の勝手。あんたに入る店を指定される筋合いは、一切ない

    俺はチップは必ず払うが、いくら払うかは俺が決める。
    請求書に最初から乗せてくるような奴らに限ってサービスも悪い。

    チップが欲しけりゃ、サービスしろ。
    俺を満足させろ。
    笑顔のひとつ、お世辞のひとつくらい言え。

    おれを満足させたら、満足した分、払う。

    俺のチップに満足いかなければ、次回サービスをもっと悪くするか
    がんばってサービスするか、選択肢はウエイターやソムリエ
    そしていまだわけわからん「キャプテン」とかいうやつの側にある。

    その態度によって俺も、その店へ行くか止めるかの選択肢を持っている。

    それが民主主義。

    誰にも強制されることはない。
    もちろん、あんたに指図されることでもない。

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    porqueさん

    porqueさん、的の外れた反論はやめてください。私はサービスが悪い時の話をしているのではありません。一般的な常識の話をしているのです。
    > 俺はチップは必ず払うが、いくら払うかは俺が決める。
    もちろんです、どうぞご自由に。ただあくまでも常識の範囲内にして欲しいということを言いたいのです。そうでなければ数多くの人に迷惑をかけてしまうことになるからです。そしてその常識の範囲というものを勘違いされている方がとても多いのは紛れもない現実なのです。
    それにその横暴なものの言い方、考え方はどうなんでしょう・・・あなたのような人には誰も心からのサービスなどしたくないでしょうね。
    まして雇用する立場にいたのなら何故そのような考え方になってしまうのでしょうか。仕事ができない人はクズですか。その中にももっと磨けば光る人もたくさんいたのではないですか?私も何百人と雇用してきた人間ですが、従業員がお互い切磋琢磨して伸びることができるように努力をすることが雇用者の責務ではないでしょうか。努力をしない人にはさせるように導いていくのが雇用者の技量ではないでしょうか。 あなた自身がその努力を怠っていたのでは。他人を見下す前に自分のことをもっと考えてみてはいかがですか。あなたのことがトピックではないのでこれ以上は述べませんが・・・

  • 07/04/09 19:27

    教育

    この制度の是非は別にして、一方的に上乗せしてきたので払わず(大人数での食事)、しかもその店の実名を挙げて、決して行ってはいけないという書き込みはおかしいと思います。これは削除すべき書き込みだと思い、そう提言したのですが。

    サービスに納得できなくても、全く払わないのは相当の覚悟の上でやるべき(実際にはするべきではない)ということも、ガイドブックには書くべきだと思います。

    ハワイなどのように、日本人観光客が圧倒的に多い地域では、チップ込みで請求されるのというのは、ある意味恥ずかしいことです。外務省でもどこでも良いのですが、教えることも必要だと思います。

    この話題とは直接関係のないことですが、アジアの国で良くあるトラブルというか、思いこみで多いのが、釣り銭に関することだそうです。日本に比べれば貧困な国では、ぼるという先入観があり、例えば、一円が100くらいの単位になる通貨があるとすると、「200とか500のおつりを渡さない。釣り銭を誤魔化された。」と大騒ぎする日本人観光客が多いというのが現地ツアーオペレーターの声。その国の人たちも端数は適当にやっていて、むしろ一円でも過不足なく払い徴収する日本のほうが特殊だということを知らない。ユーロでも端数は適当ですよね。

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    旅行者のかたは59番をご覧下さい

    59番の書き込みで簡単に説明させていただきましたので是非ご覧下さい

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