深夜のヨルダン国内移動

アンマン空港は一般タクシーは規則で客待ちできないので、割高なエアポートタクシーしかいません。ですから、遠距離タクシーの交渉もいったん市街へ出てからとなります(エアポートタクシーでアカバも可能だとは思いますが)
深夜はトルコ航空待ち受けで02:30～03:00ころにアンマンのアブダリバスターミル行きエアポートバスが出ています。運賃は1.5JDです。エアポートタクシーでは16JD前後です(市内の区域によって決まっています)

アンマンからアカバまでは5種類のバスが走っていますが、Jettバスなど、このうち4つは発車時刻が決められており、朝6時くらいからとなっています。公共交通機関で唯一可能性があるのは、アンマンの南バスターミナル(歩き方にはムジャンマワヒダットと書いてありますが、ムジャンマジャヌーブといわないと通用しません)からアカバを結ぶアファナというバス会社がやっているローカルバスです。このバス会社は24時間運行を看板にしていますが、60人乗り大型バスが定員いっぱいになると発車というスタイルなので、実際に走るかどうかは神のみぞ知るところ。ただ、確かに深夜2時や3時でもアンマンを出発することがあるそうです。運賃は4.25JD
このムジャンマはセルビスという路線乗合タクシーのアカバ行き発着場でもありますので、車がいれば(運転手に走る気があれば)、1台貸切でいく手もあります。運賃は一人6JDくらいですので、その4倍(4人分)となります。

タクシーと交渉するのであれば、ダウンタウンのハーシェムレストラン(クリフホテル向かい)に、運転手が深夜休憩していることが多いので、値段交渉して比較することができます(もちろん個別に。団体交渉で競りのように安くすることはできません)
エアポートエクスプレスがアブダリバスターミナルに到着した後、バスに群がってくる運転手は、ほぼ全員ぼったくり狙いです(普通なら0.5JD、深夜でも1JD程度のダウンタウンまで3JDとか)。アブダリなら、バスターミナルの横をダウンタウンに下る大きな通りで、流しのタクシーを捕まえて交渉するのがいいでしょう。