Re: 空港税のコード(記号)について教えてください。 SW=Passenger Service Facilities Charge (International) 日本の空港利用料 YQ=Airline own use only 現状は、燃油特別付加運賃と特別航空保険料との合計 XT=Identifier when amounts are combined in a tax box 4種類以上ある場合、欄外記入の合計 実際は、海外空港利用料/保安料/税等々の合計 JPY=日本円(=国際通貨コード) なのですが・・・、元々「日本円建」のものと、 「外貨建」のものを"FARE CALCULATION"の計算で「日本円」に換算したものとの、 両方があります。
Re^2: 空港税のコード(記号)について教えてください。 joshuaさん、こんばんは。 詳しい解説をありがとうございました。 かなりお詳しいようですので、甘えてしまって申し訳ないのですが、さらに質問をさせていただきたいと思います。 >YQ=Airline own use only >現状は、燃油特別付加運賃と特別航空保険料との合計 ということは、上の方(いなかっぺさん)の回答やエミレーツのホームページを見た所、日本~エジプトの往復で、186ドルになるのですが、そうすると、このJPY21440では少し安すぎませんか? ($1=¥115.27) ちなみの旅行会社の提示した金額から計算すると$1=¥122.58です。 これが下でおっしゃっている >元々「日本円建」のものと、 >「外貨建」のものを"FARE CALCULATION"の計算で「日本円」に換算したものとの、 >両方があります。 ということなのでしょうか? 1.つまり今回旅行会社に実際に支払った金額とE-チケットで表示されている金額の違いは為替レートの違いということでしょうか? 2.では、実際に旅行会社は航空会社(あるいは発券元)には、「どの通貨」で「どのタイミング」で「いくら」払っているのでしょうか?(一般論でも結構です。) 3.もし、旅行会社が日本円でE-チケットに表示されている額しか払っていないのであれば、為替レートの変動を考える必要はないはずなので、差額を払い戻してもらうように請求できるものなのでしょうか?(1人で行くわけではないので、合計すると結構な額になります。) この内容は良く似たトピックを幾つか見つけましたが、結局皆さんどうされた(どうなった)のかわかりません。JATAあたりに報告(質問)すれば、何とかしてくれるものなのでしょうか? 4.今後のためにも、もしこのようなコード(記号)を調べる手立てをご存知でしたら教えてください。 それではまた、よろしくお願いいたします。
Re^3: 空港税のコード(記号)について教えてください。 まず先の記述を訂正。 よくよく調べると、エミレーツ航空は燃油(USD80)と保険料(USD5)を、何れも"YQ"にしているようです。 http://www.free-bird.co.jp/sunny/notice/ins_oil_list.pdf 但し、これ(↑)も正しいかどうか判りません。 詳細内訳は、エミレーツに要確認。 1. これ、難しい問題なのです。 レートの違いというより、レートの決め方の違いと言った方がいいかも知れません。 代金の支払いと同時に発券し、その時のレートで精算すれば客も会社も損得が無く明瞭です。 航空券には、外貨を換算する"BSR"や"ROE"といった独自のレートがあります。これは、航空券を売買するときの公式レートです。 航空会社で発券する時は、このレートが適用されます。 旅行会社でもこのレートを適用する場合もあります。但しこの場合は、先にも書いたように支払いと発券が同時に行われます。 実際には日本の旅行会社では、まれです。 現実にIT運賃が主体の日本の航空券市場では、旅行会社のポリシーで別のレートを定めることが多いです。 2. 「どの通貨」→日本円 「どのタイミング」→通常は月三回の筈 「いくら」→発券時のレートで換算した合計 ただ、運賃そのものもありますし、保証金の有無や多寡・与信額・契約内容等々でケースバイケースでしょう。 3. 申し込み時の契約によります。 (申し込み時の)定額・(相手の都合による)成行・(精算或いは発券時の)随時等々色々な契約形態があります。 そこのトコロを最初に詰めて話をしておかない限り、難しいと思います。 4. こんなのがありますが、古いです。 ttp://www.oeaw.ac.at/shared/news/2006/pdf/eu_info_flugtickets_gebuehren_aufstellung_IATA.PDF (iata.orgのサイトにも同様のものが、こちらは誰かが置き場所にしているようで、問題ないでしょう) それ以外にもIATAや(海外の)エージェントの内部資料らしきものも見掛けますが、この場ではご勘弁下さい。 (アクセスが集中すると、結局使えなくされるのが常ですので)
エミレーツに確認しました "YQ"=燃油+保険料 今回の場合は、(80+5+8)×2=USD186 (つまり発券時のレートは、1USD=115.27) "XT"=エジプト関係の諸費用 87+50=EGP137(≒JPY3,000-)・・・アレキサンドリアの場合 カイロの場合は、上記に加えUSD1。 との事です。 ※エジプトの場合、手元の資料では、 "DR"=AIRPORT FACILITY CHARGE USD15 "QH"=EMBARKATION TAX EGP29 とあり少し違うのですが、詰めて内訳は聞きませんでした。 少なくとも航空会社は、"JPY"の合計しか受け取っていない筈です。 >旅行会社の提示した金額から計算すると$1=¥122.58です。 これは、旅行会社側(又は発券元)がヘッジした、ないし利益を含んだレートです。 ですから、航空会社へ支払った金額と客から受け取った金額の差額は、(今回の場合) ホールセラーか旅行会社の儲けになっています。 その差額を返還して貰えるかどうかは、先に書いたように契約内容によると思います。