ドイツで出産しました

5年ほど前にドイツで出産しました。
今となってはいい思い出ですが、言葉や習慣の違いから当時は不安な思いもたくさんしました。
↑でもおっしゃってる方がいらっしゃいますが、ノーラ・コーリさんの海外で出産するための情報はとても役立ちました。
あとは、現地の知り合いの協力は不可欠でした。
もちろん、言葉も何も問題ないとおっしゃるなら大丈夫だと思いますが。

脅かす訳ではありませんが、出産は実際にむかえてみないとどういうことが起きるか分かりません。
直前になって自分の体調に問題が出てきたら?
生まれた赤ちゃんに何かあったら?
そういう万一の事態を想定して、本当にご自身やご家族で対処できるのか考えておいた方がいいと思います。

ちなみに、ドイツの情報ですが、
検診の産婦人科と、出産の病院は異なることが一般的でした。
ドイツの保険に入っていたら基本的に費用は保険でまかなえます
(妊娠発覚後に保険には入りづらいですが)。
無痛分娩も一般的で、妊娠8ヶ月の頃に、麻酔科医を訪問して無痛に関する説明を受け、それを証明するサインをしました。

出産時の会陰切開や導尿はこちらの意思を確認してくれました。
産後3日目に、病院で母親をお風呂に入れてくれました
(日本ではしばらくはシャワーのみで入浴は控えるよう指導されますが。
ちなみに、陣痛の時もリラックスのためにお風呂に入れてくれました)。
産後、保健師さんが2週間ほど毎日家に訪問してくれて、母体と赤ちゃんの様子を見てくれました。
生まれてきた赤ちゃんの沐浴は1週間に1回程度と指導されました(ヨーロッパは乾燥してるので?)。
日光浴があまりできないので、カルシウム補助のために、赤ちゃんに錠剤を1日1錠口に含ませるよう言われました。
お医者さん、助産師さんは英語が通じましたが、看護師さんには通じないことが多く、ドイツに住んでいたにも関わらずドイツ語が不得手だった私は、よく看護師さんに怒られました
(ドイツで出産するのにドイツ語も話せないの!!!という感じで・・・)。


それから、2重国籍の件ですが、知り合いがスイス人と日本人のハーフで、
スイスでは2重国籍、日本では日本国籍となっています。
でもそれが婚姻手続きの時に日本側に発覚してお役所からクレームがきたそうです。
日本人なら日本国籍でいいじゃないの、とも思わなくもないですが
お子さんのの可能性を広げるという意味では、今、努力されるのもいいかもしれませんね。後は、お子さんが大きくなった時にご自分で選択なさるでしょう。

ビザや国籍のことは調べたりすれば解決できるでしょうが、出産に関してはオードリー★さんがご自身のお体をいたわることが第一です。あとはご家族で赤ちゃんの力を信じて、疑問や不安に思われることは残らず解決してからお産に臨んで下さい。

ご家族皆さんで協力していいお産が出来たと思えますよう、
また、元気な赤ちゃんにお会いできますよう、お祈りしています。

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