海外での出産

(オードリー★)さま。ぼんじゅーる!

ドイツ在住で、19年前にハイデルベルクの病院で長男を出産した経験があります。2人目の出産でしたので、(長女は東京生まれ)たいしたカルチャーショックもありませんでしたし、ラマーズ法とか独学で勉強していて、たいへん役立ちました。

東京の病院とハイデルベルクの病院の違いは,東京は分娩室は手術室みたいで分娩台も一人で頑張れるように手すりが付いていたりしましたが、ハイデルベルクの方は入院個室のようでベットをただ傾けたような感じで、つかまるところもありませんでした。


東京の時は立会いは厳禁で、ハイデルベルクのときは夫が付き添いました。東京は母親学級とかよく通いましたが、ハイデルベルクではそういうものは特にありませんでした。
ラマーズ法はドイツでもあり、ただ、テンポが違うようでしたが、助産婦さんがとても親切で私に合わせてくれました。

また、生後2日目に小児ガン(たぶん?)任意の書類をもらいサインをして、予防注射を受けました。

全体の印象といえば、日本の病院の看護婦さんの方が細いことによく気が付いて、親切だと思います。特に出産後の母親に対しての接し方やケアーは日本の方が丁寧でした。それでも、初めての出産でこんなものかなと思えば,それで納得してしまうような些細なことだと思います。

両方の子供の場合のときも私は乳がほとんど出なかったので、東京では母乳がよく出るお母さんから初乳をもらい乳をして(看護婦さんが「初乳、出ないんでしょう!?勝手にあげておいたわよ。」って感じでした。)、ハイデルベルクでは3日間まったく乳はもらえず、Baby　Teaしかもらえませんでした。
母乳を与えているほかのお母さんの隣で、黄疸になりかけた息子を抱いて、わたしが、涙ながらに「ミルクをください。」といったら、「ここの病院は自然分娩、自然授乳で本当は規則でそれはできない、今調整乳を飲ませたら、あなたの乳は出なくなりますよ。分かりますか?…。…内緒でミルクを出します。」と言って、やっと調整ミルクを出してくれました。

出産後の1週間、私は機械で搾乳され、出産の疲れと、何にも出てこない事に対するがっかり感で心も身体もへとへとでした。

また、日本の病院は病院内に売店があって特に私が必要なものが買えたのですがドイツの病院の売店にはそういうものは置いてなく、外の薬局やなどで、いつも夫に頼んで買ってきてもらいました。(赤ちゃんの物はどちらの病院も病院が用意してくれました。)


妊娠中毒などの要因も無く、家族のサポートが充分なら全く生む事自体は問題は無いと思います。

ただ、気になるのが、ビザの事や妊娠8ヶ月近くで飛行機に長時間たえられるのかな?という問題です。

例えばビザ3ヶ月でしたら、生後1ヶ月で帰国しなければいけませんよね。1ヶ月の赤ちゃん連れて飛行機に乗ることはあまりおすすめできません。特に飛行機の中は空気も悪いですからね。
ただ、出産の場合はビザが延長できるようであれば問題は無いと思います。



赤ちゃん、たのしみですね。
頑張って、健康な赤ちゃんを産んでください。