レポート

香港の安宿

公開日 : 2007年04月01日
最終更新 :

 2/17より一年半ぶりに香港に行きました。しかも、UAに乗ったのは911以後は初めてですから、これも久しぶり。

 到着が23:10頃。荷物は預けていないのですぐに入国。今って、香港人の出入国は「ICチップ付きIDカード+指生体認証」になっているんですね。チェッラッコッ空港ではそんなに目立ちませんでしたが、羅湖のイミグレにはその機械がずらっと並んでいて、まるでSF映画みたい。香港で生まれて初めてオクトパスカードを見たときも、「かなりの衝撃」を受けましたが・・・・。やっぱ政府に生体情報を提供するのは、あんまり好きじゃないですね。

 話を元に・・・・到着ロビーになぜかATMがない。私の探し方が悪かったのかな。これにはあせって、とりあえずオクトパスカードだけ手にしてA21のバスに乗りました。私はなんか勘違いをしていて、まあ夜中の12時くらいに着けばいいや・・・と思いつつ、目的地のチムシャツォイで時計をふと見ると0:54。ゲストハウスの受付が開いているかなあ・・・・どちらにしろ不利な戦いになりそうです。最悪、北京道マックで一晩過ごすか・・・・

 バスから降りると近くのシティバンクでとりあえず1000ドルおろしてミラドーマンションへ。なんと入口に警備員と「受付」があって、ビルに入るには目的と名前を紙に書いて、身分証提示。まじかよ。・・・・「13階に行く。」と言って、くぐりぬけ13階に行くと・・・なじみの(?)九龍大旅館が見つからない。名前が「九龍新酒店」&「美国酒店」に変わっていました。(英名はKowloon New HotelとU.S.A Hotel)総経理は同じ人なので名前を変えただけみたいです。

 バス付きの部屋はあすからしかない。というので、今日はバスなしでよい。と言うと、100ドル。翌日から三泊は一泊250ドルで計850ドル。相場的には昔と同じだったので、これで話はまとまりました。

 ところが一泊目の部屋は「ついて来い」というのでエレベータに乗って一階へ。そしてチョンキンマンションへ。しかも17階。確かにそこにバスなしの部屋がありました。(共同バス、トイレ付き)

 ここらのゲストハウスはいくつもの場所に部屋を持っているので、よそに行くのは不思議ではないのですが、違うビルに、しかもそこがチョンキンマンション・・・・初香港から10年以上になりますが、チョンキンマンションだけは泊まるまい。・・・と思っていたのが、破られてしまいました。しかも最上階。

 と、しばらくベッドの上で感慨にふけっていましたが、夕食を食べていないことを思い出し、エレベータで地上へ。マンションの入口で時計を見ると2:10。さすがにこの時間になると、食べ物屋も閉まっているか・・と思いつつ、北京道の近くをうろうろ。ようやくおかゆ屋を一軒見つけピータン入りのおかゆを一杯。ようやく香港らしくなってきました。

 ということで、ミラドーマンションのゲストハウス、(他の階にもありますが)健在でした。ちなみに今回の「バス」、便器の前に少しスペースがあったので、便座カバーの上でシャワーを浴びる。ということはしなくて良かったです。


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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    07/04/01 00:33

    綺麗になっていたでしょう?

    昨年、改装してだいぶ綺麗になりました。
    あのおばちゃんは元気に頑張っていましたか?
    便座に跨って使うジェットシャワーはすごいですね。

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