君子危うきに近寄らずです 基本は何処も同じ。 生ものに手を出さぬ事。 少しでも危ないと思ったら、口にしないこと。この点、野生動物や飼い犬でも慎重です。多くの人間、とくに現代人がとうの昔になくしてしまった感覚です。 あまり大衆的な店に入らない。特にすぐに身体を壊す人は、清潔そうな店を選ぶべきです。 調理法に気をつける。火が通ったものを食べるのは勿論ですが、鶏肉などは骨の部分に火が届きにくい。そこで、この辺りは残すとか。また生野菜も食べない。気をつけるのはフルーツです。皮をむいた人の手からの感染は良くあります。 その土地の食べ物でないものには手を出さない。食材が新鮮でない場合が多い。これも同じ理由ですが、連休などは注意する。品質管理が杜撰だと細菌が繁殖している可能性が高い。地元の人間には何ともなくても、旅行者、とくに世界一清潔好きの日本人はイチコロでやられる。 以前、某巨大飲料水メーカーがインドの水の基準を変えさえ、地元業者を駆逐し、自社製品の販売を拡大する戦略に関しての番組をやっていました。所謂”グローバルスタンダード”の一種ですが、このさいはこれに乗るものひとつです。あくまで水ですが、ブランド品を買う。 身体を鍛える。慣れてしまえば、免疫ができるし、免疫力があれば、多少の細菌も殺してしまいます。また、暑いからと言って冷たい飲み物を多飲すると、胃液が薄まり、胃酸の酸性度が落ちます。当然、殺菌力の低下に繋がります。心頭を滅却すれば火も又涼しです。熱いお茶にしましょう(できるだけ)。 最後に、びくびくしていると精神的に参るし、病も気からと言います。「万全の体制で臨む」という姿勢と自信があれば、大丈夫です。 ああ、良く言われる、有名な薬は危険です。これに頼るのは止めましょうね。本当に掛かったら医者に行きましょう。今回タミフル騒動で良くわかったのですが、インフルエンザでもないのに医者にタミフルを強く要求したので、医者も折れて処方したと言うのには驚かされました。素人考えは危険です。