07/03/29 19:09

屋台はやめておいたほうが

海外の食べ物で体調を崩すかたは、一種のフラセボ効果、細菌感染よりも精神面でやられるようです。「これを食べたら食中毒になる」と思い、びくびくしているとお腹を壊します。

ただし屋台では生ものは御法度と思ったほうが良いでしょう。実は、屋台で有名な日本のとある都市の屋台は生ものは出しませんが、裏に回って食器を洗っているところを見ると、一気に食欲をなくすところが少なくないのです。地元も人でも避ける人は避けますので、超が付くくらい清潔な環境に順応してしまった日本人は、生ものには手を出さないほうが良いと思います。

店舗を構えているところなら相当清潔ですが、店舗と言っても屋台が固定されているだけのような店も多く、雑誌等で紹介されている店のなかにも少なからずあります。そこで、名前に拘らず、綺麗なビルのフードコート(デパートやショッピングセンター)や、デザートの店として有名だが、本当は香港料理の店である糖朝などは極めて安心して食べられると思います。

最後に、これも何度も書くことですが、人間の免疫力というのは奥が深く(今流行のタミフルが薬害かというのもこれが関係しているかも知れないと言われている)、地元も人が口にしても何ともないのに、観光客が食べると下痢を起こすということは良くあること。実は日本国内でも結構あるのです。随分前の話ですが、バリ島で日本人だけがコレラに感染する事件がありました。バリは不遇で、コレラ事件、政治不安、爆弾テロ、津波などで、復旧したと思ったら別の事件が持ち上がります。このコレラ事件も、何故か日本人だけが罹ると言う不思議なもので、実際には、確かにあったものの多くは「思いこみ」だったという説、日本人は熱帯でも刺身を食べたがる、抗菌グッツなど極端な清潔感が抵抗力を弱めたなど、いろいろな条件が組み合わさったものだと理解しています。

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1件のコメント

  • 無理な気がしてきました。

    屋台が有名な某都市、多分あそこだろうなぁ、と思い他ある節があります。しかもそこは高い。

    さて、彼女は日本でも夏祭りの屋台が絶対的にNGの人なので、好奇心が強く甘いものが大好きなのですが、屋台で生ものはやめておくことにします。別のお楽しみを見つけることにします。

    興味深いお話をありがとうございました。

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