3月末にわずかな休みができたので、近場のサイパンにリゾートをしてきました。みどぐつさまのご指摘通り、レポートの情報が少しでも役立ってくれたらと思います。他のレポートにも皆様が多くの感想や質問を寄せられ、このようなレポートが多く寄せられることを願ってます。
この掲示板に出された質問にも答えながら報告します。
自分のフライトは、現地の午前1:00ごろに到着。JAL撤退以後フライトが減ったので少ないフライトへ多くの観光業者が集まります。したがってタクシーやレンタカー(空港前のオフィスは空いてませんが、予約をすれば運んでくれます)の心配もありません。
町には2:00ごろ到着しますが、まだ多くの店が開いています。(ガラパンに限る)
午前は、市内の観光に出かけました。(バスだと昼食つき1日で6時間で48ドルでお得です)
4駆動のバンでしか行けない所に行くものは半日で同じ料金です。
行くところは、戦跡地、農場、岬などです。
サイパンは、本土からも遠く、ハワイのように本土からの観光客もおらず、アジアンビーチのように物価も安くないので、欧米からの長期旅行者はハワイとアジアに取られます。まさに日本人頼りの観光地なのです。
なので、ほとんど日本語で心配なしですが、日本からのフライト減少=寂れという状況で、あちこちで廃墟のような店舗やビルを見かけます。
見学をしていると、町の産業が観光しかないことが分かってきます。
離島地共通の悩みとして、製造業がそだちません(輸送コスト、水、土地の狭さ、沖縄と同じです)
さらに他と違うのは、畑がないことです。すべてがさんご礁のため土地が農業に向かず、何よりも河川がなく、井戸も塩分がとても強いので、水不足でサトウキビや果物、ナッツの畑がないのです。
これらの理由により食料も含め、生活用品をすべて輸入に頼るため物価がとても高くなります。(ガソリンも1L=100円くらい。レンタカーも3割くらい高いので、自分の旅行では初めて運転をしませんでした。)
このため、90年代からの不況で日本人も離れ、フライトの減少になり、さらには、ダイヤモンド=名鉄、第一などの日本資本のホテルが経営を退いたようです。
いろいろなきれいな海の観光地(バードアイランド、グロットなど)を回りますが、自分たち以外の団体をそこで見かけません。それだけツアーの少なさを実感します。
その後、戦跡地と教会を見学して最後に日本人の砂糖王の公園でツアーはお終い。ここは大した見物はありませんが、火炎樹の花と芝生がハネムーンで泊まったハナマウイホテルにそっくりで自分たちにはよい気持ちになりました。
話題のボージョボー人形は、ここが6ドル前後で一番安かったです。
以上が、私の1日目の感想ですが、間違いの指摘や感想、質問がありましたら、またお寄せ下さい。
後日、夜の街や海のツアーについてご報告させてもらいます。