Re: 鮨/寿司ブームもここまで

ドイツで寿司といえば思い出が2件。
1件は2年半ほど前、ドイツのある地方都市に語学留学をしたときのこと。
クラスメイトはみんな私の子供か孫の世代。でも、授業にもモタモタして着いていけず、ドイツ語もあまり喋れない私にみんな優しくしてくれました。
日本人だと寿司というイメージがあるのでしょうね、ある時その子たちが私に寿司を作って欲しいと…。
私は日頃の恩返しにと早速スーパーに行き、サーモン、ニシンの酢漬け、イクラ、それにブラックマッシュルーム(椎茸の代用)等を買い、子供達と一緒に作りました。
ミルヒライス(ドイツの米)をコンロの熱量を慎重に変えながら固めに炊き、ドイツの酢はかなり酸がきついので、沸騰させ酸を揮発させて砂糖と塩を加えて、何とか酢メシが出来ました。
学生寮の台所には前にいた日本人が海苔を残しておいてくれたので、まず巻き寿司を作り、残った酢メシは小さなオムスビにして、その上に先ほどの材料をのせて…。結構豪華なお寿司ができました。みんな喜んでくれました。懐かしいなー、みんなどうしているかな…。

もう1件は昨年のドイツサッカー、カイザースラウテルンでのこと。
試合の朝、夫と私は朝早く起きて、日本から持ってきた材料で日の丸巻き寿司を作りました。赤い酢メシと白い酢メシで色分けして海苔で巻いたもの。
スタジアムの入口で没収されそうになったけど、必死に「ヤーパンスシ!」と叫んで中味を見せて持込みを許してもらいました。ペットボトルのお茶は没収されてしまいましたが…。

日本のサポーターにお裾分けして一緒に日本チームを応援しようと思ったのに、あいにく私達の席は混合席。回りは全部オーストラリア人。一応おススメしてはみたけれど、「敵からの塩はイヤだよ」とばかりに「ノーサンキュウ!」。
結局私達も食べそびれて、終わって駅に行ったら日本が負けてガッカリしている日本のサポーターが大勢。地面に座りこんで肩をガックリ落として、気落ちしている様子がアリアリです。その人達と一緒に「次は絶対日本が勝つよ!」と気炎を上げながら食べました。

私もドイツのスシバーや、スーパーのお寿司は「ナインダンケ!」です。
長い文になってすみません。

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1件のコメント

  • 欧州ではないですが、タイで鮨/寿司の市民権は

    日本の回転寿司システムもバンコクの伊勢丹などのテナントなどではかなり早くから持ち込まれてい

    ましたが、経営者、従業員の生活習慣の違いと高気温の中での生もの管理に対する意識の違いで、

    有る一定時間を経過した寿司を廃棄する習慣が無く、私は1度食べたら2度は行く気はしませんでした。

    ところがここ2~3年、思考錯誤の末か販売する材料を限定して、今で
    はBTSの売店にまで寿司パック

    が売られています。材料の中で代表的な生ものはサーモンにマグロの赤身、そして日持ちのするしめ鯖、

    卵焼き、蒸しえび、煮穴子、かまぼこ(日本製か)等、現地で調達しやすく安い材料に限られているようです。

    現地駐在員の行く日本料理店は日本からの材料を使っているようですが、それなりの値段のようです。

    あと、BIG-Cでは1階フロアの場所のよいところに(なぜかパラゴンでも1階フロアはレストランと食品売り場

    が占めている)寿司専門コーナーがあり調理師が目の前で好みの品を

    パックにし、1個10バーツで販売していました。最近では高速道路(路線名失念)にもサービスエリアが

    出来て、日本料理(すし店、ラーメン店)も出来できており、カウンター式の冷蔵陳列ケースに材料を

    入れてあり、ほとんどタイ人客がみんな上手に箸を使い利用していました。

    わさびは練りわさびではなく本物で(タイ製)美味しかったです。

    すき焼きの肉をほめずに白菜をほめているみたいですが、寿司も世界的に認知された食べ物みたいですね。










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    07/03/25 16:51

    トピ主さん割り込みすみません

    はっつさん、いまAMIGOで私宛に投稿されたのを発見しました。返信が大変送れて申し訳けありません。
    トピ主さんお邪魔しました。