07/03/20 20:33

飛行時間は変わります

旅程表の時間は予約した日の時間ではなく利用予定日の時間です。
何時予約しようと、実際に利用する日の予定時間です。


偏西風の強弱の関係から夏と冬では大きく違います。
冬になると偏西風が強くなるために、定刻に出発した場合アメリカ西海岸行きだと時刻表より早く着くことがほとんどです。

航空会社により違いますが時刻表上、NRT-LAXで夏と冬では30分から1時間違いますが実際はその日の偏西風の強弱によりもっと違います。

NRT-HKGでさえCXの時刻表上で夏と冬では30分違います。
SQでも夏ならSQ637からMIのHKT行きMI758へ乗り継げますが、冬だとNRT出発時間が同じなために乗り継ぐ事が出来ません。


飛行機には対空速度と対地速度の二つがあります。
対空速度とは飛行機自体の速度で、対地速度は追い風なら対空速度より早く、向かい風なら遅くなります。
冬場の太平洋上でアメリカ行きだと対地速度が1,300/hを超えることもありますが、飛行機自体は音速で飛んでいる訳ではないのではなく強風に押されているだけです。
飛行機は車と違い飛んでいる時間が燃料を消費している訳ですから、遠回りルートでも風に乗り早く着くほうが燃料を節約するため西行きと東行きではルートが異なるのです。

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