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05/08/25 23:25

8.パレルモの美味しく安いレストラン&モツ

あっという間にトラパニ滞在は終わり、パレルモへ移動。
そこから、2人はミラノへ向かい、私ともう1人は、夜の船でナポリへ向かいます。

昼ごはんは、ヴッチリア市場へ行きましたが、やはり朝でないと店はもう閉まっています。
ドライトマトやオリーブなどを買って、たまたま見つけた市場の横のトラットリア「トト」へ。

これが、地元の人で賑わっている店。
私たちが入った後に来た人たちは、満席で待たされ、以後1、2組待たされる状態が続いていました。

前菜を小さい皿に盛り合わせて2つね、とオーダーしたのに、来てみればすごい量!
焼いた魚、揚げた魚、マリネした魚、刻みレタスに乗せた茹で海老。
焼いた茄子、パン粉をつけて揚げた茄子、
ペペローネたっぷりのカポナータのようなもの、茸のピリ辛マリネ。

プリモに私が選んだのはイカ墨スパゲティ。イカ墨の甘みが感じられる美味しい1皿でした。
友人が頼んだ海老とトマトのスパゲティが、海老の味がよく出ていて
かつパンチの効いた辛さで激ウマでした。
パスタは全品5ユーロって信じられない!!!

船は午後8時発。
お昼にしっかり食べたので、夜は軽くすませたいし、
パレルモ名物の牛モツ煮込みのパニーノをまだ食べていなかったので、
食後の散歩で見つけたモツ煮込みのある店で買ってから乗船。
船室で、ワインと共に食しました。
牛の肺と脾臓をヘットで煮込んだものだそうですが、
結構さっぱりしていて、おつゆっぽくもなくて、美味しいし食べやすい。
気に入りました。

朝は6時30分着ですが、少し早く起きてデッキに出てみました。
空が白み、右舷にはヴェスビオのシルエット、
正面には、まだ夜景と言った感じのナポリの街が見えます。
やがてヴェスビオの左裾から日が昇り…刻々と変わる美しい景色を見ていたら、
船のオニイサンがヴェスビオだよ、日本ならフジヤマだねと話しかけてきました。
私が、ヴェスビオは、フジヤマ・イタリアーナだねと言うと、
彼は、いやフジヤマ・ナポレターナだよ、なんたってナポリはイタリアじゃないからと
冗談を言ってました。
そう言えば、イタリア人の先生が、ナポリから来たピッツァヨーロのことを、
彼は、イタリア語が話せない、ナポリ弁しか話せないのよって言ってましたっけ。

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