07/03/15 19:26

パスはルールが複雑です

この手のパスはルールが複雑で、原文を入手しないと正確な規則が
わかりません。日本語訳と英語がかなり異なる部分も少なくありま
せん。

日本語やタイ航空のサイトにあるルールを良く読んでも、
TRANSFER
1 transit is allowed at the point of origin or destination
or any city in the event a sector is not serviced by
an ASEAN carrier. Travel from a stopover city via a transit
city and from the transit city to the next en-route city
shall be counted as 2 flight coupons.
のうち上の箇所が良くわからないのですが、
In the event there are no operation by an ASEAN carrier
fromthe stopover city to the next destination city,
1 transit is permitted at any ASEAN city except via
country of origin. Travel from the stopover city to
the transit city and from the transit city to the
destination city shall be counted as 2 flight coupons.
という記載もあるので、基本的には滞在が義務付けられ、乗り換えは
一回だけになり、同じ都市(この場合はKUL)を二回通ることはでき
ないと解釈します(間違っていたら指摘してください)。

要するに、
BKK-KUL-PNH
PNH-KUL-BKKは可能であってもこれで4区間だが、KULを二度るので
ダメであろうと思います。

仮に上記ルートが組めたとしても、
BKK-KUL-CEB
CEB-KUL-BKKも同じく4区間ですが、
Travel on any sector is restricted to once in each
direction. にKUL-BKKが抵触するのでダメ。そもそも8区間なので
使えません。

8区間でも4区間を別々に買えば問題はないのですが、この時点で
没ですよね。。

そこで、
BKK-SGN-HKG-CEB-MNL-BKKなら一筆書きが可能で5区間、
または、
BKK-SGN-MNL-BKKで三区間、ホーチミンまたはホーチミン
とマニラからは陸路を含む別移動しかないと思います。

安くあげようという場合に、パスの類は決して希望通りにならず、
むしろLCCを使うほうが安いということになります。

恐らく、マニラかホーチミンのどちらかを経由地と目的地にし、
それぞれの都市から別途航空券なりを調達するほうが断然楽で、
安上がりだと思います。要するにベトナム航空かフィリピン航空
の航空券を日本で購入することです。

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1件のコメント

  • Re: パスはルールが複雑です

    何度もすみません、ありがとうごさいます。

    “日本語訳と英語がかなり異なる部分も少なくありません。”

    そうなんですよね。例えばセブからプノンペンへの直通がない場合は
    経由地としてクアラルンプールを二度通ってもいいと解釈できそうだったり・・・やはり無駄を覚悟で使って見るしかないのでしょうね。
    わざと使いにくくしているような気さえしてきます。

    “それぞれの都市から別途航空券なりを調達するほうが断然楽で、安上がりだと思います。”

    そうですか、現地で調達する…セブ島から購入の方が楽でしょうが、安上がりとは思えないのです。マレーシア航空の安い方でも900ドル以上なので、多分、格安チケットでセブからプノンペンまで最低6万はかかるような気がします。セブ島にはまだ言った事がないので想像だけなのですが。

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    07/03/16 08:02

    少し意味が違います

    まず、”経由地としてクアラルンプールを二度”はあり得ないと思います。そのような使い方はできないはずです。

    次に私の文:それぞれの都市から別途航空券なりを調達するほうが

    というのは具体的には、ベトナム航空にベトナムストップオーバーでマニラ行きがあるとします。実際に売られているか、またストップオーバーを含め、日程条件を満たす航空券が存在するか否かも知りません。あくまで仮定の話し。まずSGNに飛びストップオーバー、そこから陸路または空路(別払い)でプノンペン。ホーチミンに戻り、まずは目的地のマニラに行く。マニラから航空券を買いセブ往復。マニラに戻り、ホーチミン経由で帰国。フィリピン航空ならMNL経由でSGNが目的地。ここから同じようにプノンペンに行き、SGNからMNLに戻り、ストップオーバー。別途セブ往復航空券を購入し、MNLから帰国。くどいですが、期間が長いので、実際に市場に出ていないかも知れません。

    要するにCEB-PNHがないので、その間を繋ぐ区間の大部分を日本で調達する航空券でカバーするという発想です。上記航空会社ならば、二つの目的地に一番近い地点を結ぶためです。バンコクもプノンペンに近いと言えなくもなく、しかも関西からならば毎日TG621がマニラ経由でバンコクに飛んでいます。マニラでストップオーバー可能で、しかも最終目的地がプノンペンである航空券が安く(ノーマルなら必ずある)あるのならば、これが一番楽でしかも安い。これが無理でも、マニラストップオーバー可能で、バンコク往復ならば存在するだろうし、恐らく安価で出されているはず。

    結論とすれば、バンコク単純往復に現地発の航空券を付けるのは、ルートが多くなり効率も悪く、しかも高く付く。ですからVISIT ASEAN AIRPASSを使うのは、この場合お得ではないということ。日本から使うエアラインで目的地へ飛び、両者間をうまくLCCなどで結べば安くなる可能性もあるでしょうが、あとはじっくり研究してください。

    もとの、「両目的地に行ける92000円の航空券」がどのような内容かは不明ですが、92000円以外に一切掛からないのであればお得と言えるのではないでしょうか?満席と言っても、意味はいろいろあるので、少し日程を調節して粘れば取れるはずです。