大丈夫です。

マニラも普通の市民が普通に暮らしている街です。要所要所で用心していればさほど恐れることはないと思います。もちろん、金を持っていそうな身なりをした観光客はスリ等に狙われることはあります。空港周辺や雰囲気のよくない繁華街は、かなり警戒レベルをあげておく必要があります。この間日本料理屋ねもとで会った旅行者は空港で気づいたら15万円入りの財布がすられていたとのことです。人ごみでボケーとしたり、人通りの少ない路地等は要注意です。また、一口にマニラといってもいろいろです。空港周辺はもっとも注意がひつようです。カモを狙って今日の稼ぎを得ようとてぐすね引いて待っている輩がいます。続いてマラテ、エルミタ、パサイの雰囲気のよからぬ人間が多いところも、観光客丸出しで歩くにはあまり気を抜かないほうがいいと思います。(また素行のよくない日本人を多々見かけるエリアには、日本人に反感を抱いているフィリピン人も居ます。博物館の受付嬢が入館料をボッタくろうとしたり、ホテルの宿泊料金を高く取ろうとする受付嬢も居ます。UNステーションにある政府観光局の建物のセキュリティの女性などは露骨に日本人を嫌っています。いったい何があったのか知りませんが悲しい事実です。)
マカティ、オルティガス等裕福なエリアは要所要所にセキュリティがおり、常識にのっとって行動している分にはかなり安全です。とはいえ、スーパーマーケットの手荷物預かり所で荷物をあずけたらMP3を盗まれたりということはあります。こんなものとらないだろうと思っていた私が甘かったのです。この国では欲望に素直に行動してしまう方が多いようです。「神様ごめんなさい。でも欲しいからしょうがない。ノーチョイス。まあ許してね。」っていう自己弁護のような心の声がよくきこえてくる気がします。そんな自分、そんな身のまわりの人々をちょっと恥つつもあまり深く反省しません。一般庶民はそんな感覚のひとも多いようです。(勿論まじめな人もたくさん居ますが、そうでない方もたくさんいるという意味です。)
「ここは日本じゃない、フィリピンだ。」ということで一通りの用心をしていれば大丈夫です。よいご旅行を。

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