ついでに 良く、値段だけに吊られ台北経由で他の国に行かれるかたがいま すが、特に欧州やオセアニアの場合、往路や復路で乗り継ぎに時 間を要し、一泊を強いられこともあります。ところが、台北の空 港周辺には長栄のホテルしかなく、近隣都市に行くのも困難。一 番楽な台北ですら、高速道路だけが頼り。さらに、市内では渋滞 が待っています。 台北を目的地のひとつにするのなら問題ないのですが、経由地に するには、問題の多い空港だと思います。台湾自体は安全な国で、 日本語も比較的通じるのですが、夜遅くに着いて、翌朝早くとか、 昼過ぎに着いて、深夜出発とかでは、その間に時間を潰す方法が ありません。空港の設計、交通手段など、お隣の香港とは大違い です。これは国(都市)の性格、国際関係などいろいろな要素が 絡むものですから、仕方ないのですが。 さらに言えば、台湾の航空会社は多くの評価機構では「安全性に 問題あり」と言われていることも頭に入れておくべきです。 恐らく、月に複数回は出るであろう、「トランジットに10時間あ りますが」という質問はこれからも出続けるでしょうが、エアラ インを決めるさいに良く考えるべきだと思います。