Re: 神聖ローマ帝国って 今のドイツそのものなんでしょ・・? 神聖ローマ帝国って、高校で習ったヨーロッパ史の中でも、 一番わけのわからないものでした。 今のドイツそのものと言ってはちょっと語弊があるけれど (オーストリアやチェコやイタリアが怒るんじゃないか) 中核は確かに現在のドイツでしたよね。 だからこの名称は、イメージの中ではどうしてもドイツ史の一部に収まってしまいます。 神聖でもなく、ローマでもなく、帝国でもない、その実体はなんだったんでしょう? ひょっとしてEUは、その今様版?
神聖でもなく ローマでもなく 帝国でもない・・・・から あっはは、 オーストリアや、チェコ、イタリアは ローマ帝国の構成メンバーだったんですが 帝国滅亡でどうしようもなく、その間にローマ帝国滅亡のトドメを刺した辺境民族ゲルマンの王様が あこがれのローマ帝国の後継者を名乗った・・・ということではないでしょうか。 もっとも 第一次の大王? シャルマーニュ(カール)大帝は創は名乗らなかったとか・・・。 乱世の王様なので力はあっても 宮廷を一定の場所で維持するとすぐ周辺に食い物がなくなるので 一定時期で移動して歩いたとか・・・。 遊牧民族と狩猟民族の習性もあったのかも・・・。 だから いわゆる首都?がはっきりしないので 余計 イメージがわかないのでは。 ですからローマ帝国の正当な後継者でありたい、神が祝福する神聖な帝位でありたい・・・と言う願望の呼称なんじゃないでしょうか・・。 以上 はなはだ勝手な 床屋史観でした。 なお第三帝国は ローマ帝国ではなくて プロシア中心の第1次世界大戦時のドイツ帝国をカウントする・・・というご指摘がありました。 人種の純粋さを標榜したかった ヒットラーさんは ローマ帝国のおおらかさは水と油だったのかも。 謹んで訂正させていただきます。
Re: 神聖でもなく ローマでもなく 帝国でもない・・・・から ぼうふらおじさんさま、こんにちは。 >その間にローマ帝国滅亡のトドメを刺した辺境民族ゲルマンの王様が あこがれ >のローマ帝国の後継者を名乗った・・・ということではないでしょうか。 言い得ているような気がします。 このあたりの歴史ものでもゆっくり読んでみたくなってきました。
Re: 神聖でもなく ローマでもなく 帝国でもない・・・・から >乱世の王様なので力はあっても 宮廷を一定の場所で維持するとすぐ周辺に食い物がなくなるので 一定時期で移動して歩いたとか・・・。 読んでいて、ローマ法王に戴冠されて、諸国を巡回していたバーバーロッサを思い出してしまいました。 こちらは「あかひげ」ですが、他にも「デブ」とか「禿げ」と呼ばれた大帝がいたような…。 自分で戴冠したお隣の国の小柄の方もいましたね。後に彼は神聖ローマ帝国を破る…。 (こんなことを書ける平和な時代はいつまでも続いてほしいもんです。) >第三帝国は ローマ帝国ではなくて プロシア中心の第1次世界大戦時のドイツ帝国をカウントする・・・というご指摘がありました。 「第3番目の帝国」 >人種の純粋さを標榜したかった ヒットラーさんは ローマ帝国のおおらかさは水と油だったのかも。 千年続く夢多き「未来の帝国」