外国製品が主流では?

イタリアの高級ブランドや女性カジュアルとかなら、誰でも知っているのでしょうが。

イタリアの安い服は、ほぼ間違いなく外国製品です。日本ではあまり知られていないのですが、この国も日本同様に某巨大国家に繊維産業は駆逐されてしまっているはずです。

そのような中で、マイナーな国で製造し安価でしかもお洒落な服を提供して大成長したのが、スペインのZARAやスウェーデンのH&Mだと思います。中国製もあることはあるのですが、敢えて欧州に拘り、今やルーマニアやモロッコなどが中心ではないでしょうか。当然ながら、圧倒的に女性ものですが、男性用も売られています。

リナシェンテでも男性ものは高い。しかも女性同様、この国の男も意外に大柄で、日本の通常の体型では合わないことが多いと思います。さすがに、最近の若い人は成長が良いので、問題は少ないかと。

ブランドに拘らなければ、庶民の街、ブエノスアイレス通りを覗いてみたは如何でしょうか。「比較的」(日本より断然高い)安いものが売られています。"Fatto in Italia"のマークはあってもそれが知られたブランドであるか定かではありません。

ほとんどの現地の人は、日本では想像できないくらいに地味で、あまり生活にお金を掛けません。できないというのが正直なところ。ですから、週末に開かれる市みたいなところで、安い服を買うようです。