一応、ヴェッキオ宮殿挙式までの流れ

私達の場合、ベーシックな部分だけ代理店に依頼して、後は自分達で手配したので
どこまで参考になるかというところはありますが...。

挙式までの流れも依頼する代理店によって大分異なるようですが、
私達の場合は、挙式2日前の午前中に市役所に出向いて書類の提出をするということで、
挙式日の最低3日前にはフィレンツェ入りするように言われました。
実際には、挙式が水曜日だったため書類提出は月曜日の午前中で大丈夫ということになり
現地担当兼通訳の人とはヴェッキオ宮殿(=市役所)の入口で待ち合わせをすることにして
月曜の朝、早い時間のESでローマからフィレンツェ入りしました。
但し、コレはかなり綱渡り的なスケジュールなので不慣れな人にお勧めはできません。

また、ヘアメイクなどを依頼された場合や、現地でドレスのレンタルをされる場合には、
前日までにリハーサルやドレス合せ、打合せをすることになると思います。
私はドレスは日本からの持込、当日のヘアもメイクも自分でやったので当日まではフリー。
月曜日の午後は、挙式当日の立会人を依頼した現地在住の友人とリナシェンテの屋上でお茶をして
火曜日は普通に観光に出かけてしまいました。

当日は11:00~挙式だったため、10:30に通訳の方と待ち合わせをして、
普通に起床して朝ごはんもしっかり食べて、身支度をしてヴェッキオ宮殿に向かいました。

お願いしたフォトグラファーの方は英語ができる方だったので直接何度かメールでやり取りし、
当日は挙式が行われる「赤の間」前で待ち合わせ。
立会人の友人も直接「赤の間」前に来てもらいました。

挙式そのものは20分程度。
まず通訳の方が間違いなく通訳を務めますといった宣誓をして、市長代理の方の挨拶の後、
新郎新婦・証人の署名、指輪の交換、記念品贈呈があり、その後全員で記念撮影して退室。
ここで現地担当者兼通訳の方とはお別れ。

式の開始直後というか入場から、フォトグラファーの方は写真を撮りまくっていましたが、
この後は引続きイタリアの結婚式にはつきもののフォトツアー。
まずはヴェッキオ宮殿前のシニョリーア広場、そしてその周辺の路地やアルノ川沿いの道
ウフィッチ美術館、そして定番のミケランジェロ広場と回って式の開始から約2時間ほど
記念写真を撮りまくってフォトツアーは終了。
フォトグラファーの方はさすがにプロで、絵になる場所を心得ていて、モデルはともかく
背景はバッチリでした。
その後は、予約しておいたトラットリアで友人達と会食。

記念品としての結婚証明書は当日いただけるのですが、法的効力のある婚姻証明は
翌日以降の発行でした。
翌日にはミラノに移動予定だったので、当初は午前中に取りに行く予定でいましたが、
これは本人以外でも受け取り可能だということで、通訳の方が受け取って
日本の役所に提出するのに必要な翻訳とアポスティーユをつけて後日郵送してくれました。


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1件のコメント

  • 07/01/30 21:29

    Re: 一応、ヴェッキオ宮殿挙式までの流れ

    かなり詳細な流れをありがとうございます。
    参考になります。私達は英語もイタリア語も全く駄目な上に
    知り合いもいないので自分達では手配できませんが
    手配会社に頼んでも同じ様な流れでしょうね。

    >ヴェッキオ宮殿での挙式といったところで、建物は確かに由緒正しき歴史的建造物ですが所詮は市役所ですから(笑)

    この言葉に妙に納得してしまいました。
    確かに市役所ですものね。いくら由緒正しき歴史的建造物でも
    お役所ですものね。期待しすぎは駄目ですね。

    あの挙式の部屋は写真で見る限りですがかなりゴージャスですよね。
    しかも非公開なので挙式しないと入れないって言うのは
    特別感がありますよね。

    >挙式2日前の午前中に市役所に出向いて書類の提出をするということで、

    そういえばパンフにも載ってました。
    イタリアってお国柄、細かくなさそうで結構面倒ですね。
    フィレンツェに数泊しないと駄目なんですね。

    参考になりました。ありがとうございます。

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