本日、パラグアイとウルグアイの旅行から帰ってきました。
両国とも日本では見るものが何も無いように思われていますが、調べてみるとなかなか興味深い物がたくさんあります。必ずしも万人受けするとは限りませんが・・・・。パラグアイには薪で走る珍しい蒸気機関車があります。テレビ朝日の「世界の車窓から」で放送されたこともあるので、ご存じの方も多いと思います。地球の歩き方ではパラグアイの鉄道は廃止されたことになっていますが、アスンシオン(動植物園駅)からイパカライ湖畔のアレグアまで観光で週一回日曜日に1往復、蒸気機関車が走っています。時速20kmくらいでのんびり走るもので、実際乗ってみましたが、なかなか良い物です。
パラグアイは現地に住んでいらっしゃる日本人のかたがホームページを作っていますので、もしパラグアイへの旅行を考えていらっしゃる方がいましたら、出かける前に見てみると良いでしょう。
http://www.mars.dti.ne.jp/~mitsui99/kanko/mokuji.html
モンテビデオは確かに見るものがあまりない(それでも旧市街の石造り建物はなかなか立派で、見ていて楽しい物です)のですが、ちょっと古めのヨーロッパ車がいっぱい走っていて、車好きにはたまりません。また日本では全然知られていませんが、昔モンテビデオ市内をトロリーバスが走っており、そのバスがなんとアルファロメオ製。戦時中にアルファロメオが飛行機のエンジンを作っていた話は有名ですが、トロリーバスまで作っていたのです。トロリーバスの残骸は残念ながら見つけることができませんでしたが、アルファロメオのトロリーバスのデザインの記念切手を買うことができました。
両国とも目的を持って観光にいけば、とても楽しめるところです。「目玉がない。つまらない」などといってないで、いろいろと調べてみると何かしら興味を引く物が見つかるかも知れません。