07/01/11 08:03

日銀次第

日銀に直訴でもしてみては。

冗談はさておき、ここが超低金利である限り、円安傾向は止まらないでしょう。対ドルはここ一年でほとんど変わらないのに対し、他の主要通貨に対してはほとんど円は下がっています。ここでも何度も書いているのですが、先進国のなかで、米国と心中しようとしているのは日本だけなのです。原則的にはドルペック制を採用している、中国、香港元に関しては変わっていないはずです。

単純計算ですが、ここ一年で12%程度ユーロに対し値を下げたはずなので、二ヶ月後には2%の下落です。日本での金利はゼロとして良いので、今換金すれば、2%はお得。本日のCITIBANKのTTS、TTM 、TTBがそれぞれ156.20、155.20、154.20です。TCや現金それぞれの差は1%以下です。こうなると計算が簡単。クレジットカードの上乗せ+借金返済に関わる利息のほうが上回ります。勿論、直線的に変動する訳ではなく、振幅があるし、逆に触れる可能性もあります。

欧州の経済は順調で、日本のように米国と中国だけに頼っている訳ではなく、主要な国で政権が変わっても(昨年は政権交代が続きました)、基本路線は変わりません。ですから、ユーロ高の傾向は続くはずです。

私自身は、欧州内発展途上国のEU加盟や、主要国国内でのEU統合への反発、ユーロ脱退の動きなどから、一時期ユーロ安を予想していましたが、見事に外れました。

結論:素人が悩んでも仕方ない。ユーロを考えて、日米関係やEU統合などの社会勉強をすることは意義あることなので、それに繋がるならば勉強するのは価値があるとは思います。それに関心がなければ、ホテルの手配とか現地の交通手段とかを調べる、相手国の言葉を学習することに時間を掛けたほうが有意義だと思います。

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