年末年始アンナプルナBCトレッキング2 (続き) ・気候 今年は12月の中旬頃から2週間ずっと曇りでヒマラヤは見えなかったそうです。私が行った12月29、30日も曇りで全くヒマラヤが見えませんでしたが、12月31日以降はほぼ毎日晴れでした。 気温は標高2000m位(チョムロン辺りまで)までであればトレッキング中は薄手の長袖、又は半袖でも良いくらいで、10~11月位の日本の山と同じくらいと考えてよいです。 アンナプルナBCはやはりかなり寒くて夕方頃で-10℃位でした。ただ歩いているときはそれ程寒さを感じないのでマチャプチャレBC→アンナプルナBC間でも厚手のウールの長袖にマウンテンジャケットのみで丁度良いくらいでした。 雪についてはアンナプルナBC付近で若干積雪はありましたが、アイゼンが必要なほどではありませんでした。まあこれも年によって違うそうで、昨年のこの時期はマチャプチャレBCでも結構積雪が積もっていたそうです。 ・装備 厳冬期は冬の日本アルプスと同等の装備とのことで一応参考までに以下の装備で登りました。この装備でとりあえず問題は特にありませんでした。 ザック:60リットル ウェア:シェル:ゴアテックスのマウンテンジャケット インナーウェア:フェザーのダウンジャケット アンダーウェア:厚手(冬山登山用)、中厚、薄手の3種類の ウールの長袖 ストック:伸縮式ダブルストックをポカラでレンタル(1日70Rs) グローブ:スキー用の厚手のグローブ、 トレッキング用の薄手のグローブ アイゼン:6本爪の軽アイゼン シュラフ:使用限界温度-15℃、快眠温度-5℃のシュラフ シューズ:ゴアテックスのトレッキングシューズ スパッツ:普通のロングスパッツ ・その他 ガイドブックはTRAILBLAZERから出ている「Trekking in the Annapurna region」というトレッキングガイドがお勧めです。地図も村ごとに細かく出ています。 トレッキングのスタート地点はKandeというところからスタートしました。ナヤプルとフェディとの中間くらいの標高1770mの場所でpothanaまでそれ程きつい登りもなく1時間半で抜けることができます。僕のように7日間とか短期で往復する人には良いと思います。 最後にアンナプルナBCは360度全て7000、8000m峰に囲まれた本当に素晴らしい景色のところでした。山をやっていて本当に良かったとこれほど思ったことはなかったくらいです。 情報を頂いた皆様、本当に有難うございました。