ミュニパスポートとトランスファー規則の運用について補足します。

ミュニパスポートは主に観光客用、すなわちケーブルカーに必ず乗ることを前提とした値段設定になっています。
ケーブルカーは1回乗車が5ドルという設定になっており、年々値上げされているようです。
ミュニのメトロとバス、カストロからフィッシャーマンズワーフを走る路面電車“Fライン”については、運賃$1.50です。

乗り換え規則について…
ケーブルカーは現金で払う場合ケーブルカー同士も、
他の交通機関へも乗り換え制度がなく、とにかく1回乗車5ドルです。
そのほかのメトロ、路面電車、バスの場合、現
金で乗車するときは必ずチケットをくれます。
これはトランスファー(乗り換え)にも使いますし、
自分が無賃乗車ではないことの証明にもなります。
このチケットを乗り換えに使える有効期限時刻が表示されています。
既出レスで「90分で2回までの乗り換え」とありましたが、
実際に渡されるチケットには、改札口のあるメトロではきっかり120分、
ドライバーに直接払うバス、路面ホームのメトロ、路面電車等では、
乗車時刻から大まかに2時間~3時間の範囲で、
ドライバーがチケットを切って渡してくれます。
乗り換えの交通機関に乗るときに、自分がもっているチケットを提示します。
有効時間内であればよいようで、それが1回目か2回目か、チェックされたことはありません。
特にメトロの地下ホームでは、職員が検札をすることがありますので、
有効なチケットを必ず携帯しておくことが必要です。

現金乗車ではおつりは出ませんので、その日最初の乗車時には、
常に小銭を用意しておくことが必要です。
パスポートのメリットは、小銭が…とか乗換えが何時まで…とか気にしなくてもすむこと、
デメリットは、ケーブルカーに何度か乗車しないと、元が取れないことです。

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1件のコメント

  • Re: ミュニパスポートとトランスファー規則の運用について補足します。

    事細かい説明、ありがとうございます。現地ではパスポートを買う予定でいますので、ケーブルカーとバスって、どちらが早い移動になるでしょうか?渋滞にもよると思いますが・・・ケーブルカーには必ず乗るつもりでいますが、丸2日と言う短い滞在期間なので、少しでも早く移動できるように頑張りたいと思います。

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    ケーブルカーとバス

    ユニオンスクエアからフィッシャーマンズワーフまでの移動に使えるのは
    ケーブルカー、バス(15番、30番)、路面電車(F線)です。
    最短距離を運行しているのはケーブルカーですが、
    早く乗れて早く到着すると思われるのはバスです。
    渋滞があったとしてもせいぜい20分程度の所要時間です。
    路面電車は途中の交通次第では運行頻度が一定にならないことが多く、
    乗るまでに待たされた上、大回りのルートになります。
    しかし、各国の古い電車が集まっており、歴史的価値の高い“動く博物館”ですので
    もし、どうもさんが鉄道好きであればお勧めしたいところです。

    ケーブルカーは起終点の発着場で乗車しようとすると、時期や時間帯にもよりますが、
    特にフィッシャーマンズワーフとユニオンスクエアをつなぐパウエル‐ハイド線、
    パウエル‐メイソン線に関しては列ができていることが多いです。
    最低15分から30分の列になるかと思います。
    急ぐときには、起点から次の停留所へ移動して、途中で乗る方が時間の節約になります。
    ただ乗るだけであれば、カリフォルニア線だと並ばずに乗れるはずです。

    2月は基本的にオフシーズンですので極端に混んでいる事はないと思いますが、
    2月19日月曜日はプレジデント・デー(祝日)になりますのでご注意ください。