オフシーズンのコルティナ(ドロミテ)レポート(2日目その4)

こんな道、本格的な山道じゃないか!
「地球の歩き方」のいう、登山の装備がなくても、普通の靴でも、
ベビーカーでも行けるという道とは思えない。

もう一度、よく読んでみる。

前後の文から類推するに、
“初心者コースといえども、途中から本格的な山道になる。
小一時間ほど歩けば、三つの頂がよく見える地点まで行けるので、
ちゃんとした装備のない観光客はそこで引き返えして同じ道を戻ること”
という意味らしい。

そんな地点、とっくの前に通過しているっちゅうねん!
第一、それは右の道へ行った場合の話で、左の道へ行っていたら、
いきなり本格的な登山路や!
(編集部の方、そこらへんはしっかりと書いてください)

ちゃんとした装備どころか、水も食料も最低限しか用意してない。
これ以上進むのは無謀か?

でも、もう赤い屋根の小屋もそう遠くないし、ここで、同じ道を
すごすご引き返すのもシャクだ。できれば、帰りは反対側の
コースで戻りたい。

ええい、もう、行ってしまえ!
(よい子はマネをしてはいけません)

結局、赤い屋根の小屋についたときには、3時間を経過していた。
(小屋にいた登山客に時間を教えてもらった)

そして、困ったことに、昔痛めたヒザに痛みが出てきた。

にも関わらず、小屋の向こう側に美しい池が見えていたので、
結局そこまで行ってしまう。
http://doga.jp/~kama/italy/pic/T11.jpg

(「2日目その5」に続く)

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