地球の駆けかた

「地球の歩き方」の表紙には英語でこう書かれています。
”World Trotter" =世界を駆け足する人
自虐なのか、ギャグなのか

私たちは国に「外へ出るべからず」と定められ
二半世紀もそれに従ってきた民族です。
法律や、環境が整うのを待っていたら
やはり、数百年はかかるのではないでしょうか

日本では今、「ストライキ」をする人はいないでしょう
「過去のもの」と思うでしょうが
アメリカでは、いつでも、ストライキをする人に
共感する人の方が多いです。(例えば、よく、空港で
パイロット達がプラカードを掲げています)

アメリカに住んで判ったことは「反共」が強い
一番の理由は労働組合が当たり前に機能して
いるからだということです。
自分の時間もお金も戦って取る
組織と組織も戦い未組織の個人も雇用主と戦う。
そういう社会通念を肌で感じます。

無魂洋才の今の日本の精神土壌のままなら
”ホワイトカラーイグゼンプション”は
 ブラックバスのように跋扈するでしょう。

但し、諸刃の剣です。
覚悟を持ってこれを使えば自分の人生を
切り拓くことができます。
最初から最後まで個々人の主体性如何です。

私自身は東京でサラリーマンをやっていた20代の間
「年越しの有給なんざ持たねえ」主義でした。
一日も残しませんでしたが、ダメ社員でも出世株でもなく
仕事と、私生活の両方を楽しんでおりました。


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1件のコメント

  • 諸刃の剣ですね。

    Rei Kosugiさま、シャープ&フラットさま、お二人方初めまして。

     途中からですが、話仲間に混ぜてください。

     シャープ&フラットさま、「製造現場以外の部署」が残業時間で、実
    労働時間の辻褄を合わせているというのは、言いすぎだと思います。見
    ているのも辛くなる位に「マジメ」なヒトもかなり多く存在しますよ。
    団塊の世代のヒトにそのような人が多いように見受けられます。また、
    一つ例を出せば、時間の切り売りをする大学の教員(教授、助教授、講
    師を問わず)には、一週間当たりの割り当てがあって、否応無く時間を
    提供しなくてはならない義務があります。休めば補講を要求されます。
    比較的恵まれた「ガクシャ」ですら、この通りです。

     Rei Kosugiさま、「年越しの有給なんざ持たねえ」主義、私も前は
    そうでした。そしてそれが当たり前の環境にいました。今は行きたい
    時に旅行をし、休みたい時に休むことが出来ます。日本は欧米社会の
    ようには、なっておらずホンネでは生きにくい社会。法制化されたら、
    サービス残業が正当化されてしまう可能性が大きいですね。

     確かに「諸刃の剣」です。結局アタマを使える人が残っていく社会
    なのですね。文化革命時の中国人のようです。アタマの悪い陳は下放
    されましたが、多少のアタマを持っていた人は生き残っています@中央。

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