今日の(恐らく)東京程度です

台湾大震災の時に台北に居ました。

日本とりわけ東海関東地方に居れば、「結構大きいかな?」
という程度の地震でしたが、被害はかなり出ました。
そのときの地元民の対応は、「慣れていないなあ」でした。
悲鳴とともに、全員が逃げ出しました。我々日本人(二人
だけでしたが)だけが、「なんかやばいね。テーブルの下
に隠れようか。」と残って隠れていました。

今回の地震は南部で高雄では被害が出ている程度です。
規模としては九州北部とか瀬戸内海で深度4-5の地震が発生した
程度かなと思っているのですが、実際のところはわかりません。

服装ですが、本日の東京並みに暖かいかと。4月の天気だとか。
困ったことですが(本当に北極の氷が溶け出すかも知れない)、
日本の春の気候です。その気になればT-シャツ一枚でも過ごせま
すが、間違いなく浮きます。何故なら地元民(台北)は真冬の
格好だからです。セーターは当たり前。コートやジャケットを
着込んでいます。日本で言えば九州人に近いが、その遙か上を
行きます。これが香港になると、地元民はセーターにジャケット、
観光客と地元で生活している欧米人は半袖かT-シャツ姿が当たり
前なので、薄着でも違和感がないのですが。

良く冷房ががんがん入っているいるのでセーターをというかたが
いますが、余程の寒がりでもない限り不要だと思います。香港ほ
ど冷房がきつくない。香港は一種の”信仰”みたいなものです。
例えは悪いがマイナスイオンが健康に良い程度の、冷房信仰です。

大抵の日本人には長袖シャツ一枚で十分。半袖はやはり冷房に遭
遇したときに弱いのと目立つためです。台湾の場合、普通の格好
をしていれば、観光客とは思われないので(でも日本人に若い女
性はすぐにわかるし、わかっても治安の良い国なので別段問題は
ない)、良いと思います。

耐震強度偽装は久々にニュースになりましたが、日本の基準から
言えば、台湾はまだ真っ当ですが、他の都市はかなり危険です。
台北でも近代的なビルが建ち並ぶ一方、古いビルも多く、地震の
際には危険です。前回の地震でも、ガラスが散乱し、壁が崩れて
いました。

まあ、確率的には低いのですが、地震は予測不可能です。ホテル
の非常口や災害時のホテルまでのルートの確認等はしておくべき
でしょうね